競艇選手の全国 24 会場における直近 6 ヶ月の勝率。 着順点 ÷ 出走回数で算出される、選手の総合実力を表す最重要指標。 7.0 超でトップ層、5.5 〜 6.5 が平均的なライン。
全国勝率とは、選手が出走したすべてのレースの着順点を合計し、出走回数で割った値。 着順点は 1 着 = 10 点、2 着 = 8 点、3 着 = 6 点、4 着 = 4 点、5 着 = 2 点、6 着 = 1 点が原則で、 この点数を直近半年で平均することで、選手のベース実力を 1 つの数値に集約します。
集計範囲は直近半年 (= 級別審査と同じ期間)。 会場特性を排除した「全 24 会場ならし」の値で、当地勝率と並んで出走表の選手欄に必ず表示されます。 勝率は級別 A1/A2/B1/B2 を決める最重要要素であり、毎期の見直しで A1 の昇格ラインは 6.50 前後、 B2 への降格ラインは 3.50 前後で運用されてきました。
全国勝率の数値レンジは、級別とほぼ連動しています。 水準を覚えておくと、出走表をパッと見ただけでレースの構造が把握できるようになります。
| 水準 | 全国勝率 | 該当選手のイメージ |
|---|---|---|
| トップ層 | 7.00 以上 | SG 上位陣、賞金王候補、A1 上位 |
| A1 中核 | 6.50 〜 6.99 | A1 安定組、G1 優勝戦常連 |
| 平均的 | 5.50 〜 6.49 | A2 〜 B1 上位、中堅選手 |
| ボーダー帯 | 5.00 未満 | B1 下位 〜 B2、若手 / 再起組 |
7.0 超を維持する選手は全体のごく一部で、競艇界でも数十名規模。 6.50 以上で A1 級、5.50 以上で A2 級が大まかな目安です。 新人や若手は出走回数が少なく、勝率の上下振れが大きくなる傾向もあるため、 出走回数 (期初時点で 50 走以上) も合わせてチェックすると判断が安定します。
全国勝率は、出走表で最初に確認すべき数字です。 6 艇の勝率を縦に並べるだけで、本命候補と劣勢艇のグラデーションが見えてきます。
全国勝率と当地勝率は、競艇予想で必ず並べて見る 2 つの指標。 役割を整理しておくと、組み合わせ方が明確になります。
| 全国勝率 | 当地勝率 | |
|---|---|---|
| 集計範囲 | 全国 24 会場のすべて | 開催中の会場 (当地) のみ |
| 表す内容 | 選手の総合実力 | 選手と会場の相性 |
| サンプル数 | 多い (年 100〜150 走) | 少ない (会場により 0〜30 走) |
| 級別との関係 | 級別判定の主要指標 | 級別判定には使用されない |
| 使い分け | 選手評価のベース | 会場補正の追加要素 |
BOATCRAFT は 4 モデルブレンド (統計 / 機械学習 / 直近フォーム / 会場特性) で予想を構築しており、 全国勝率は全モデル共通のコア特徴量として組み込まれています。 ただし勝率単体ではなく、級別・2 連率・直近 10 走の連対率と複合的に評価することで、 期初の値の遅延や、出走回数による信頼度の差を補正しています。
「選手力つまみ」を上げる ─ 全国勝率と 2 連率の重みを増やし、上位ランカーの評価を相対的に引き上げる。SG・G1 などのハイレベル戦で本命狙いに有効。
「直近フォームつまみ」を上げる ─ 半年集計の全国勝率より、直近 10 走の連対率を強く反映。期初や級替わり直後の選手を拾うのに向く。
全国勝率は競艇予想の出発点となる選手指標です。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、予想の解像度を上げてみてください。