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検証 #11

開催の初日と最終日で、
本命の堅さは変わるか

データ 7車立て 104,827レース期間 2021年以降対象 男子・確定レース

競輪の開催は多くが2〜3日制。同じ開催の中でも、初日と最終日でレースの質は同じなのか。各レースで競走得点が最も高い選手(そのレースの本命)を取り出し、開催日次ごとに1着率を並べてみた。

開催が進むほど、本命は堅くなくなる

7車立ての確定レースを開催1〜3日目に分け、その日ごとに「競走得点1位選手」の1着率を集計した。

開催日次別 ・ 得点1位選手の1着率
1日目
42.7%
2日目
37.6%
3日目
34.9%
1日目を100とすると、2日目は88、3日目は82。本命(得点1位選手)の1着率は、開催が進むごとに一段ずつ下がっていく。

2連対率・3連対率で見ても、同じ順序で下がる。

開催日次レース数1着率2連対率3連対率
1日目37,09242.7%65.7%77.5%
2日目35,08037.6%59.4%72.7%
3日目32,65534.9%55.1%69.0%

1着率・2連対率・3連対率のいずれも、1日目から3日目にかけて途切れず下がっている。得点1位選手という「その日の本命」の勝ちやすさそのものが、開催の進行とともに変化している。

なぜ最終日に近づくほど下がるのか

競輪の開催は、初日に予選が組まれ、日を追うごとに勝ち上がった選手同士で決勝や特選が組まれていく仕組みになっている。初日は実力差のある選手同士が同居しやすく、後半になるほど勝ち上がった選手が集まって実力が接近しやすい——という番組編成が、この傾きの背景にあると考えられる。ただし、これは番組編成の一般的な仕組みから推測できる説明であり、レースごとの組み合わせまで立ち入って検証したものではない。

「得点1位=本命」の堅さは、開催の中でも一定ではない。同じ「得点1位選手」というラベルでも、初日の1位と最終日の1位では、勝ちやすさの前提が違う。開催のどの日を見ているかによって、本命への信頼度は変わってくる。

KEIRINCRAFTでは、これをどう使うか

KEIRINCRAFTの自信度メーター(テトラ度)は、レースごとに堅さ・荒れやすさを数値で示す。今回の検証が示すとおり、同じ「本命」でも開催の日によって堅さの前提は変わる。競走得点だけでなく、開催が今何日目かも踏まえて自信度を確認すると、本命への向き合い方が変わってくる。

開催の"今"を踏まえた一手を

2021年以降・約13.7万レースを収録したデータベース。AIエンジン「テトラ」と、あなたが回す15のつまみで競輪を読み解く。

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集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年〜の全レース実績)。ガールズ競輪を除く男子7車立て・確定レースを対象に、開催日次(1〜3日目)ごとに、各レースで競走得点が最も高い選手の1着率・2連対率・3連対率を集計しました。開催4日目以降はレース数が少ないため対象外としています。数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
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