「番手は有利」「競走得点が強い」——競輪で語られる定石を、2021年以降・約13.7万レースの自前データで一つずつ検証する。感覚ではなく、実データで。
予想の出発点とされる競走得点。7車立て10万レースで、順位ごとの1着率を並べてみた。
ラインの2番手は有利とよく言う。だが「勝率」で見るか「連対率」で見るかで答えが変わる。
短走路は逃げ、長走路は差し——周長ごとに「どう決まるか」を全場で集計。
7車立てで6番の1着率だけが谷になる。犯人は車番ではなく"座らされる位置"だった。
Bはバックを取った回数。72万人分でB0の8.9%からB10+の27.2%まで綺麗に単調増加。しかもB数は"勝ち方"まで映す。
24歳以下は1着33.9%=50代の5.7倍。しかも"点数が低いのに"一番勝つ。地力を揃えても若さは効いた。
単騎の先頭は1着6.8%、5人ラインの先頭は67.4%=10倍。4人ラインは78.5%で1着を出す。競輪は"ライン"の争いだった。
地元は1着18.1%、非地元14.0%。平均競走得点はほぼ同じ=実力でなく地の利。しかも得点1位に揃えると地元47.1%対38.1%=強者ほど地元が効く。
脚質で1着率は3倍差。逃げ24.3%・両15.2%・追込8.7%。だが逃げは着外47.6%の諸刃。得点1位に揃えても逃げ51.0%対追込28.2%=主導権は実力と別。
S1とA1、1着率はまさかの同率18.3%。98万人分で級班と競走得点の交絡を解くと、A2の得点上位がS1の得点下位を上回った。
集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年〜の全レース実績)。ガールズ競輪を除く男子7車立てを基準に集計しています。
数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。