ブランクが効くのは、
1ヶ月を超えてから
競輪選手は毎節ごとに全国を転戦するため、選手によって前走からの間隔はまちまちだ。今回は選手ごとの出走履歴から前走の日付を割り出し、「休養日数」を計算して、次走(男子7車立て)の成績とどう関係するかを調べた。
休養は29日までなら1着率はほぼ横ばい。30日を超えたあたりから徐々に下がり、60〜89日では8.08%まで落ちる。
- 主要数値
- 6〜29日の1着率14.16%〜15.24%(横ばい) → 60〜89日で8.08%(n=1,126)
- 期間・母数
- 2021-06-22〜2026-08-17・n=735,846(6区分合計)
- 定義
- 男子・確定レースを2走以上した選手の「今走」(7車立て・確定レース)。前走からの休養日数帯別に1着率を集計。選手識別は選手名を正規化(スペース除去)して実施
- 除外
- 90日以上(n=653)は参考値。長期休養にはケガ・出場停止・番組編成など様々な事情が含まれ、休養日数だけが原因とは言えない(選択効果)
- 最終確認日
- 2026-08-17(KEIRINCRAFTデータベースをSQLで再クエリした基準日)
- 限界
- 相関の提示であり、休養日数と成績の因果関係を示すものではない。回収率・買い目の有利不利は扱っていない
休養日数別の1着率
選手ごとの出走履歴から前走の日付を割り出し、「休養日数」帯別に次走の1着率・3着以内率を集計しました。
| 前走からの日数 | 1着率 | 3着以内率 | n |
|---|---|---|---|
| 6日以内 | 14.16% | 42.61% | 547,071 |
| 7〜13日 | 14.54% | 43.25% | 128,717 |
| 14〜29日 | 15.24% | 43.92% | 52,506 |
| 30〜59日 | 12.59% | 38.58% | 5,773 |
| 60〜89日 | 8.08% | 31.35% | 1,126 |
| 90日以上(参考) | 8.88% | 24.96% | 653 |
まず目を引くのは、6日以内〜29日までの範囲では、1着率がほぼ横ばい(14.16%〜15.24%)だということです。開催の間隔が詰まっていても空いていても、1ヶ月弱までは大きな崩れが見られません。
「久しぶりの実戦」が効いてくるのは1ヶ月から先
変化が出るのは30日を超えたあたりからです。30〜59日の休養では1着率12.59%とやや下がり、60〜89日では8.08%まで落ちます。7車立ての基準値は14.3%なので、2〜3ヶ月の休養明けは基準値を下回る水準まで下がっている計算です。90日以上(参考値)はさらに8.88%で、3着以内率も24.96%と、休養日数が短い層の半分近くまで下がっています。
この結果から読み取れるのは、「休養=即マイナス」ではなく、1ヶ月程度までのブランクはほとんど影響がなく、そこを超えたあたりから徐々に成績が下がっていくという段差です。
「久しぶり」を怖がるタイミングを間違えない。数字が動き始めるのは、思ったより長いブランクを経てから。29日以内の休養明けを過度に警戒する必要は薄い。
KEIRINCRAFTでは、これをどう使うか
KEIRINCRAFTは、選手の出走間隔も出走表データの一部として参照する。休養日数が長い選手が出走するレースでは、1ヶ月を境目に評価の重心を調整できる。
KEIRINCRAFTでは、そのレースの読みやすさを自信度メーター(テトラ度)で確認できる。TETRA内部の特徴量・重み付け・処理手順は非公開。
"久しぶり"の見極めを、あなたの一手に
2021年以降・約13.7万レースを収録したデータベース。AIエンジン「テトラ」と、あなたが回す15のつまみで競輪を読み解く。
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集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年6月22日〜2026年8月17日、SQLで再クエリした実測値)。男子・確定レースを2走以上した選手の今走(7車立て・確定レース)を対象に、前走からの休養日数帯別に1着率を集計しました。 数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
KEIRINCRAFTは予想・分析専用アプリです。車券購入機能はありません。車券の購入は20歳から、投票は自己責任でお願いします。