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検証 #01

競走得点は本当に
"最強の軸"なのか

データ 7車立て 102,763レース期間 2021年以降対象 男子・確定レース

競輪予想を始めると、まず教わるのが「競走得点を見ろ」。直近4か月の成績を点数化した、いわば選手の"今の地力"だ。だが本当に、それだけで勝ち負けは読めるのか。KEIRINCRAFTのデータベースから、7車立て10万レースを引っぱり出して並べてみた。

得点順位が1つ下がるごとに、勝率は綺麗に落ちる

各レースで競走得点の高い順に1〜7位のラベルを付け、その順位ごとに1着率を集計した。結果がこれだ。

競走得点の順位別 ・ 1着率(7車立て / 102,763レース)
1位
38.8%
2位
22.1%
3位
13.9%
4位
9.7%
5位
6.9%
6位
4.9%
7位
3.5%
7車立ての基準線は 1/7 = 約14.3%。得点1位はその2.7倍。順位が1つ下がるごとに、勝率は一段ずつ確実に落ちていく。

2連対・3連対まで広げても、単調さは崩れない。

得点順位1着率2連対率3連対率
1位38.8%60.5%73.4%
2位22.1%45.7%61.6%
3位13.9%31.4%48.9%
4位9.7%23.4%40.0%
5位6.9%17.1%32.2%
6位4.9%12.6%25.1%
7位3.5%8.8%17.9%

得点1位は、3回に1回は頭を取り、4回に3回は3着以内に来る。定石「競走得点を軸にせよ」は、10万レースの重みでしっかり裏付けられた。まずはここが予想の出発点でいい。

ただし——"絶対値"で見ると足をすくわれる

ここからがKEIRINCRAFTらしい話。競走得点を「85点だから強い」と絶対値で見るのは、実は危うい。効くのは点数そのものではなく、そのレースの中でどれだけ抜けているかという相対差だ。

各選手の得点が、同じレースの平均から何点離れているかで1着率を並べ直すと、こうなる。

レース平均との差1着率ひとこと
+10点 超28.1%抜けすぎ=警戒(下記)
+3〜+10点33.8%いちばん美味しい帯
±3点以内11.0%実力伯仲・混戦
−3〜−10点3.1%格下

平均より+3〜10点上の選手が1着率33.8%で最も勝っている。ところが、平均を+10点も超える"独走級"になると、逆に28.1%へ下がる。地力なら圧倒的なはずなのに、だ。

なぜ独走級が落ちるのか。ここに競輪の本質がある。ずば抜けた1人がいるレースは、他の6人がその選手をマーク・けん制して連係で潰しにくる。ラインの組み方や番手争いで、地力が削られる。「強い選手が必ず勝つ」わけではない——ラインが地力を覆すのが競輪だ。だから点数は"絶対"でなく"レース内の相対"で読む。

KEIRINCRAFTでは、これをどう使うか

この検証をふまえ、KEIRINCRAFTには「競走得点」のつまみがあり、レース内の相対差にどれだけ重きを置くかをあなたが調整できる。同じ85点でも、平均72点のレースなら主役、平均83点のレースならただの1人。あなたが競走得点のつまみを回すと、この相対差の見え方が変わる。

そしてもう一つ。上の表で「±3点以内=実力伯仲」のレースは1着率が11.0%まで落ちる。つまり得点が団子のレースは荒れる。KEIRINCRAFTの自信度メーター(テトラ度)で、そのレースが堅いか荒れやすいかを確認できる。

"相対"で見る競走得点を、あなたの一手に

2021年以降・約13.7万レースを収録したデータベース。AIエンジン「テトラ」と、あなたが回す15のつまみで競輪を読み解く。

KEIRINCRAFTを見る →

集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年〜の全レース実績)。ガールズ競輪を除く男子7車立て・確定レースを対象に、各レース内で競走得点の高い順に順位付けして集計しました。数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
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