競輪は、
何歳が一番勝つのか
「競輪は若手が強い」。ファンなら誰もが口にする。だがそれは、若手に地力(競走得点)がある選手が多いだけなのか、それとも若さそのものが武器なのか。72万人分の出走を、年齢で並べて確かめた。
年齢が上がるほど、勝率は一段ずつ落ちる
選手を年齢帯で分け、1着率を並べる。結果は、残酷なほど一直線だった。
2連対・3連対まで広げても、坂の角度は変わらない。
| 年齢 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
|---|---|---|---|
| 〜24 | 33.9% | 51.1% | 62.0% |
| 25–29 | 22.9% | 39.5% | 52.1% |
| 30–34 | 17.2% | 32.8% | 46.3% |
| 35–39 | 13.7% | 28.1% | 42.6% |
| 40–44 | 11.9% | 25.9% | 40.6% |
| 45–49 | 8.6% | 21.6% | 37.1% |
| 50+ | 5.9% | 17.2% | 32.6% |
定石「若手が強い」は、5.7倍という圧倒的な差で裏付けられた。だが本当に面白いのは、ここから先だ。
ただし——24歳以下は"点数が低いのに"一番勝つ
各年齢帯の平均競走得点を横に並べてみる。すると妙なことに気づく。
| 年齢 | 平均競走得点 | 1着率 |
|---|---|---|
| 〜24 | 85.1 | 33.9% |
| 25–29 | 89.4 | 22.9% |
| 30–34 | 89.3 | 17.2% |
競走得点が最も高いのは25〜29歳(89.4点)。24歳以下(85.1点)はそれより4点も低い。なのに、勝つのは点数の低い24歳以下のほうだ。実力の物差しである競走得点が、若手の本当の力に追いついていない。
なぜ点数が追いつかないのか。競走得点は直近4か月の成績を映す、いわば"少し前の実力"だ。伸び盛りの若手は、この4か月でも力が上がり続けている。だから今この瞬間の地力は、点数より一段上にいる。点数だけを見ると、若手は必ず過小評価される。これが「若手妙味」の正体だ。
地力を揃えても、若さは効く
「若手が強いのは、若手に強い選手が多いだけでは?」という反論に答えよう。各レースで競走得点が最も高い選手(=そのレースの地力No.1)だけを取り出し、年代別に1着率を見た。地力を揃えた勝負だ。
| 年代(得点1位に限定) | 1着率 |
|---|---|
| 20代 | 52.1% |
| 30代 | 36.5% |
| 40代 | 30.3% |
| 50+ | 24.3% |
同じ"レース最強"でも、20代は52.1%、50代は24.3%。地力を揃えてなお、若い方が倍以上勝つ。若さ=最後の一伸び、崩れたときの立て直しの速さは、点数に現れない本物のエッジなのだ。
KEIRINCRAFTでは、これをどう使うか
だからKEIRINCRAFTは「年齢」を独立したつまみに持つ。競走得点だけで組むと、伸び盛りの若手を必ず取りこぼす。年齢のつまみを効かせれば、点数に出ない"若さの上振れ"をあなたの予想に足せる。逆に、堅く獲りたい日は若手の一発を警戒側に回すこともできる。
KEIRINCRAFTでは「年齢」もつまみとして調整できる要素の一つだ。点数72点でも22歳なら、実力はもう一枚上かもしれない——点数だけでは見えないその"若さの上振れ"を、あなたの感覚で予想に足せる。TETRA内部の特徴量・重み付け・処理手順は非公開。
"点数に出ない若さ"を、あなたの一手に
2021年以降・約13.7万レースを収録したデータベース。AIエンジン「テトラ」と、あなたが回す15のつまみで競輪を読み解く。
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集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年〜の全レース実績)。ガールズ競輪を除く男子7車立て・確定レースを対象に、各選手の年齢で集計しました。数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
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