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検証 #12(暫定採番・PLAN.md参照)

バンクが変わっても、
効き方は同じだった

データ 男子7車立ての延べ出走データ期間 2021年6月22日〜2026年8月17日対象 男子・確定レース 執筆 有田 光志AI利用 あり(SQL集計・記事構成補助)Published 2026.08.19Updated 2026.08.19

競輪のバンクは全国で周長が違う。333m・400m・500mでは1周の距離もカーブのきつさも変わる。「ラインの人数が多いほど先頭は勝ちやすい」という検証ラボ#07の傾向は、バンクが変わっても同じ形で効くのか——3つの周長帯で確かめた。

この記事の結論(引用可)

333m・400m・500mのどのバンクでも、ライン人数が多いほど先頭が勝ちやすいという傾向の"形"は共通していた。

主要数値
333m台の先頭1着率 単騎7.46%→2車16.77%→3車28.35%(n=11,732/25,087/17,798)
期間・母数
2021-06-22〜2026-08-17・n=307,815(333m台/400m/500m×単騎/2車/3車の全9区分合計)
定義
男子・7車立て・確定レースのライン先頭(line_pos=1)のみ。周長333mと335m(前橋のみ)は「333m台」として統合
除外
333m台は6〜7会場、500mは3会場のみと会場数が少なく、会場固有の特徴(風・気候・グレード配分)が周長の効果と混ざっている可能性がある。レースのグレードや地域差は調整していない
最終確認日
2026-08-17(KEIRINCRAFTデータベースをSQLで再クエリした基準日)
限界
「周長そのものの効果」と言い切るには追加検証が必要。回収率・買い目の有利不利は扱っていない

3つの周長帯で、ライン先頭の1着率を比較

対象は、KEIRINCRAFTデータベースに記録された会場のうち333m系6場(+前橋335m)・400m系30場・500m系3場。ライン先頭(そのラインの一番前を走る選手)の1着率を、ライン人数別に集計した。

検証中(provisional) 検証日2026-08-17 集計期間2021-06-22〜2026-08-17 母数n=307,815(全9区分合計) 出典KEIRINCRAFTデータベース(VPS PostgreSQL) SQL実測・再現可能
周長単騎2車ライン先頭3車ライン先頭
333m台7.46%
(n=11,732)
16.77%
(n=25,087)
28.35%
(n=17,798)
400m6.44%
(n=47,954)
15.47%
(n=106,550)
26.78%
(n=75,848)
500m6.99%
(n=5,211)
14.44%
(n=10,105)
26.73%
(n=7,530)

まず言えるのは、どの周長帯でも「単騎→2車→3車」で先頭の1着率が段階的に上がる形は変わらないということだ。ライン人数が効くという傾向自体は、バンクの長さに関係なく共通している。

ただし333m台は、どの人数でも数ポイント高い

一方で、数字を横に並べると333m台が単騎・2車・3車のすべてで最も高い1着率になっている。400mや500mと比べて1〜3ポイントほど高い水準だ。

333mのバンクはカーブがきつく、1周も短いぶん、他の周長よりも位置取りが結果に直結しやすいと言われる。今回の集計は、その傾向が「ラインの先頭に立つこと」の価値を、他の周長よりわずかに押し上げている可能性を示していると考えられる。

逆に500mは直線・カーブとも余裕があるぶん、単騎の1着率が400mよりわずかに高い(6.99% vs 6.44%)一方、2車ラインの先頭では400mより低くなっており(14.44% vs 15.47%)、周長によって数字の出方に細かな違いがあることも見て取れる。

会場を選ぶ発想が生まれる。333m台の会場では、他の周長よりわずかにライン先頭の価値が高い。逆に言えば、単騎の実力者を評価する場面では、333m台以外の方が"純粋な脚力"が出やすいとも読める。周長そのものより、検証ラボ#07で見た「ライン人数」が主役であることは変わらない。

バンクの周長という会場側の条件が変わっても、"数の力"という競輪の構造は揺らがなかった。会場ごとの特徴をさらに掘り下げた話は、会場ページでも確認できる。

KEIRINCRAFTでは、これをどう使うか

KEIRINCRAFTは、出走表を「いくつかのライン」に組み替えて表示する。会場の周長情報と組み合わせて「ライン人数」のつまみを調整すれば、333m系のクセにも対応しやすくなる。強いラインを厚く見るか、単騎も拾うか——その重心づけは、あなた次第だ。

KEIRINCRAFTでは、そのレースの読みやすさを自信度メーター(テトラ度)で確認できる。TETRA内部の特徴量・重み付け・処理手順は非公開。

会場ごとの"効き方"を、あなたの一手に

2021年以降・約13.7万レースを収録したデータベース。AIエンジン「テトラ」と、あなたが回す15のつまみで競輪を読み解く。

KEIRINCRAFTを見る →

集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年6月22日〜2026年8月17日、SQLで再クエリした実測値)。ガールズ競輪を除く男子7車立て・確定レースを対象に、ライン先頭の選手のみを周長帯別に集計しました。数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
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