「四分戦」でも、
効き方は変わらない
ラインが4つに分かれる「四分戦」は、力が拮抗して「誰が勝つか読みにくい」と言われがちなレース形態だ。検証ラボ#07で見た「ライン人数が多いほど先頭は勝ちやすい」という傾向は、四分戦でも同じように効くのか——21,977レースに絞って確かめた。
四分戦(ライン4本)に絞っても、先頭の1着率は単騎7.28%→2車18.01%→3車33.54%→4車56.83%と階段状に上がる。
- 主要数値
- 単騎7.28%→2車18.01%→3車33.54%→4車56.83%(n=34,291/42,152/10,631/834)
- 期間・母数
- 2021-06-22〜2026-08-17・四分戦21,977レース(先頭集計対象合計n=87,908)
- 定義
- 男子・7車立て・確定レースのうち、レース内のライン数(distinct line_no)が4本の「四分戦」。単騎の選手も1台1グループとして数える
- 除外
- ガールズ競輪・中止レースは除外。4車ライン先頭(n=834)はサンプルがやや少なく参考値
- 最終確認日
- 2026-08-17(KEIRINCRAFTデータベースをSQLで再クエリした基準日)
- 限界
- ラインを長くすれば勝てるという因果関係の証明ではない。回収率・買い目の有利不利は扱っていない
まず、四分戦はどれくらいあるのか
7車立て・男子・確定レースをライン数で分けると、最も多いのは3本(73,927レース)、次いで4本(21,977レース)でした。四分戦は全体の中でも一定量あるレース形態です。
| ライン数 | レース数 |
|---|---|
| 1本 | 23 |
| 2本 | 7,253 |
| 3本 | 73,927 |
| 4本(四分戦) | 21,977 |
| 5本 | 1,664 |
| 6本 | 83 |
| 7本 | 440 |
四分戦の中でも、ライン人数の差はそのまま出る
「ラインが細かく割れる四分戦なら、ライン人数の効果は薄まるのでは」という予想のもとで、四分戦だけに絞って先頭(line_pos=1)の成績をライン人数別に見てみました。
結果は予想に反して、四分戦の中でもライン人数の効果はむしろくっきり出ています。単騎の先頭は1着率7.28%止まりですが、2車→3車→4車と人数が増えるごとに1着率はほぼ倍々のペースで上がり、4車ラインの先頭は56.83%まで達します。四分戦の中にも小さいラインと大きいラインが混在していて、その差がそのまま結果に出ているというのが実態でした。
得点1位が重なると、さらに強くなる
もう一段掘り下げて、四分戦の先頭(2車・3車ライン)を「そのレースで競走得点が1位かどうか」で分けてみます。
| 先頭のライン人数 | 得点1位 | 1着率 | n |
|---|---|---|---|
| 2車ライン | 得点1位 | 38.06% | 7,336 |
| 2車ライン | 得点1位でない | 13.78% | 34,816 |
| 3車ライン | 得点1位 | 52.59% | 3,430 |
| 3車ライン | 得点1位でない | 24.47% | 7,201 |
同じ「2車ラインの先頭」でも、競走得点がそのレースで1位かどうかで1着率は13.78%→38.06%と2.8倍近く変わります。3車ラインでも24.47%→52.59%と、ほぼ2倍強の開きです。
四分戦だからこそ、2つの軸を見る。力が拮抗しやすいとされる四分戦でも、「ライン人数」と「得点の高さ」を掛け合わせて見る価値は大きい。検証ラボ#15で見た「得点×ライン先頭」の掛け算は、四分戦でも同じ形で効いている。
KEIRINCRAFTでは、これをどう使うか
KEIRINCRAFTは、ライン数が多く展開が読みにくいレースほど、ライン人数と得点信頼度のつまみを重ねて見られるよう設計している。四分戦のような拮抗したレースほど、この掛け合わせが効いてくる。
KEIRINCRAFTでは、そのレースの読みやすさを自信度メーター(テトラ度)で確認できる。TETRA内部の特徴量・重み付け・処理手順は非公開。
四分戦の"読みにくさ"を、あなたの一手に
2021年以降・約13.7万レースを収録したデータベース。AIエンジン「テトラ」と、あなたが回す15のつまみで競輪を読み解く。
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集計データはKEIRINCRAFTデータベース(2021年6月22日〜2026年8月17日、SQLで再クエリした実測値)。男子7車立て・確定レースのうち、レース内のライン数が4本の「四分戦」を対象に、先頭選手の成績をライン人数別・得点順位別に集計しました。 数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
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