単勝オッズが一番低い車(=みんなの本命)と、試走タイムが一番速い車(=客観的な機力No.1)。この2つは同じ車を指しているのでしょうか。AUTOCRAFTの自前データで一致率を測りました。
対象について:AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万4千レース・約18万出走)のうち、単勝オッズと試走タイムの記録が両方あり、かつ最小オッズが1台に絞れた(同着なし)レースだけを対象にしています(一致率の集計対象n=636件)。オッズが同額で並ぶレースは「単独の1番人気がいない」として除外しています。
試走タイムが最速だった車が、そのまま単勝1番人気(オッズ最低)にもなっていたケースは45.1%。逆に言えば54.9%は「一番速いのに、みんなの本命ではない」車がいるという計算です。大衆の予想(オッズ)と、ストップウォッチが示す客観的な機力は、半分以上のレースでズレています。
一致していた場合、試走T1位の1着率は45.8%(3着内83.2%)。一方、人気になっていなかった「隠れた本命」でも、1着率は19.8%(3着内61.9%)ありました。一致時ほどではないものの、試走タイムという客観指標は、大衆の評価が低くても効いていることになります。
「一致しない」試走T1位が、実際には単勝何番人気だったのかを見ると、平均で3.04番人気ほど。おおよそ3〜4番手評価の車、という位置づけです。ここで純粋に人気順位だけで見た1着率と比べてみます。
| 単勝人気順位 | 1着率 | n |
|---|---|---|
| 1番人気 | 41.0% | 818 |
| 2番人気 | 18.1% | 1047 |
| 3番人気 | 12.2% | 828 |
| 4番人気 | 9.5% | 698 |
| 「隠れた本命」(平均3.0番人気) | 19.8% | 349 |
単勝3番人気だけの1着率は12.2%、4番人気は9.5%。しかし「3〜4番手評価だが試走タイムは1位」という"隠れた本命"に絞ると、1着率は19.8%まで上がります。同じくらいの人気評価の中でも、試走タイムが最速かどうかで結果に差が出るということです。
1番人気と試走T1位が一致しているレースは「二重の裏付け」がある堅いレース。
試走T1位なのに人気薄(3〜4番手評価)の車は、大衆が見落としている"隠れた本命"の可能性がある。
この傾向を踏まえた各レースのAI予想・テトラ度(自信度)は、オートレースAI予想アプリ「AUTOCRAFT」で毎日更新しています。
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※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万4千レース・約18万出走) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。