AUTOCRAFT検証ラボ / #02
検証ラボ #02 ── DATA-PROVEN

試走タイムは最強の指標 ── 1位の1着率35.2%

オートレースには本番前の「試走」があり、そのタイムが当日の機力をそのまま映します。試走タイム順位と1着率の関係を、約6万レースの実データで見ます。

📊 出典:AUTOCRAFT 自前データベース(2017–2026 / 約59,800レース・約179,000出走)AI×統計予想アプリ AUTOCRAFT

通説 ── こんな声、ありませんか?

試走タイム?そんな細かいの見なくても、強い選手を買えばいいでしょ

人気上位=強い、で十分

級別や人気は「過去の実力」。でもオートレースには、その日その時の調子を映す指標があります。本番直前に走る「試走」のタイムです。これを見るかどうかで、的中ははっきり変わります。

結論を先に ── 試走最速が、ダントツ

約6万レースを集計すると、試走タイム1位(最速)の1着率は35.2%。2位以下を大きく引き離し、順位が落ちるほどきれいに下がります。当日の機力こそ王様です。

試走タイム順位別 1着率(全体・実集計)
1位35.2%
2位16.9%
3位11.8%
4位9.3%
5位7.3%
6位5.4%
7位3.8%
8位2.8%

当日いちばん速い車が、
3回に1回以上、勝つ。

I.順位が1つ落ちるごとに、はっきり下がる

1位35.2% → 2位16.9% → 3位11.8% … → 8位2.8%。試走順位が1つ落ちるたびに勝率が確実に下がる、美しい右肩下がりです。「試走最速はとりあえず買い」「試走6位以下(5%未満)は思い切って切る」という判断が、データ上はっきり裏づけられます。

統計メモ:試走1位(n≈30,100)と2位(n≈26,100)の1着率の差は18.3ポイント。サンプル数からみて偶然では説明できない水準(p<0.0001)。試走順位は単独で最も強い予測因子です。

II.「会場によるのでは?」── 5場すべてで最強

会場ごとに見ても、試走1位の強さは揺らぎません。

会場試走タイム1位の1着率
山陽38.6%
浜松35.9%
川口35.6%
飯塚33.6%
伊勢崎32.6%

最も堅い山陽で38.6%、最も荒れやすい伊勢崎でも32.6%。どの会場でも試走最速は3割超で1着に絡みます。

III.車番(外枠)と掛け合わせる

外が強い(#01)うえに試走も速い ── この2つが重なった車が当日の最有力。掛け算の威力は #04 機力×位置 で詳しく。

結論

✓ データで言えること

  • 試走1位の1着率35.2%でダントツ
  • 順位が落ちるほど勝率も低下
  • 5会場すべてで試走1位が最強

✗ やりがちな失敗

  • 級別・人気だけで決める
  • 試走タイムを見ない
  • 試走下位を惰性で買う
買い方への示唆

軸の選び方:まず試走1位を本命候補に。外枠×試走1位なら信頼度はさらに上。

切り方:試走6〜8位(1着率5%未満)は思い切って軸から外すと、買い目が締まる。

AUTOCRAFTの13つまみでは、この「試走タイム」を独立した軸として重みづけ可能。当日の機力を最優先するロジックを自分で作れます。

※ 本記事の数値は AUTOCRAFT が自前データベースで集計した実測値です(AUTOCRAFT 自前データベース(2017–2026 / 約59,800レース・約179,000出走))。集計時点・条件により今後変動する場合があります。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証するものではありません。オートレースの投票は20歳以上・自己責任で。