AUTOCRAFT検証ラボ / #11
検証ラボ #11

試走上位3車は表彰台をどれだけ占めるか
── 3着以内率60.7%

オートレースで最も効く指標は試走タイム。では「試走が速い順に3車」は、表彰台(1〜3着)をどれだけ占めるのか。試走の"予測力"をAUTOCRAFTが全レースで検証しました。

試走が速くても、レース結果の予測には関係ない。

試走上位3車は、3着以内に入りやすい

各レースで試走タイムが速い順に3車をとると、その車が3着以内に入る率は60.7%。ランダム(3/8=37.5%)を大きく上回ります。1レース単位で「試走上位3車のうち何車が3着以内に入ったか」を見ると──

試走上位3車のうち何車が3着以内に入ったか
0車3.4%
1車27.4%
2車52.9%
3車16.3%
試走上位3車の予測力は、レースごとに変わります。
今日の各レースの見立て・自信度(テトラ度)は——
AUTOCRAFT で毎日チェック →

2車以上が3着以内に入るレースが約69%。試走上位3車は、表彰台の大半を占める予測力を持っています。

I.ただし「完全一致」は6回に1回

試走上位3車がそのまま1〜3着を占める(=順不同で完全一致する)のは16.3%=約6回に1回。試走上位3車だけで表彰台が決まりきるわけではなく、残り数割は展開やハンデ次第で入れ替わります。

何車が3着内割合対象レース
0車3.4%837
1車27.4%6,751
2車52.9%13,033
3車(完全一致)16.3%4,025

II.会場によるのでは? ── 山陽だけ完全一致率が飛び抜ける

試走上位3車の"完全一致率"が、会場でどれだけ違うか確認しました。

会場完全一致率2車以上対象
山陽22.4%76.2%5,059
浜松15.8%69.1%4,220
川口15.5%69.3%5,319
飯塚14.8%67.1%5,367
伊勢崎13.0%64.1%4,681

4会場は13〜16%台に収まる中、山陽だけ22.4%と大きく高い結果に。5会場のクセで最も"堅い"とされた山陽は、上位の実力がそのまま着順に出やすく、試走上位3車がまとめて残る決着が他会場より多いと考えられます。

統計メモ:完全一致率が最も高い山陽(n=5,059)と最も低い伊勢崎(n=4,681)の差(22.4%→13.0%)が偶然で生じる確率は事実上ゼロ(2標本比率検定でz≈12.1・p<0.0001)。

データが言えること

  • 試走上位3車の3着以内率は60.7%(ランダム37.5%を大きく超える)
  • 2車以上が3着内に入るレースが約69%
  • 完全一致(3車で表彰台独占)は全国平均16.3%だが、山陽は22.4%と突出

言いすぎ注意

  • 試走上位3車だけで結果が完全に決まるわけではない
  • 試走はあくまで当日の目安・展開やハンデも絡む
  • 会場差はあるが、どの会場でも"完全一致"は少数派
信頼度が高いケース

試走上位3〜4車は表彰台を占める予測力が高い。3着候補まで試走で見ておくと精度が上がる。

注意したいケース

試走上位が崩れるレースは荒れる可能性がある(→万車券の顔)。試走中位の巻き返しにも注目したい。

AUTOCRAFTで予想する

この傾向を踏まえた各レースのAI予想・テトラ度(自信度)は、オートレースAI予想アプリ「AUTOCRAFT」で毎日更新しています。
App Store で無料ダウンロード

※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万4千レース・約18万出走) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。