なぜ、データ屋が占いを?
競艇予想アプリ「BOATCRAFT」は、機械学習で着順確率を弾き出す道具だ。徹頭徹尾、数字の世界。だからこそ、ずっと反対側にある「占い」が気になっていた。AIが弾く確率と、千年前の易が立てる卦 ── 同じ1レースを、両極から眺めたらどう見えるのか。
そこで、占いを"ふわっと"ではなく"ガチ"でやることにした。生年月日や名前のかわりに、「会場・レース番号・発走日時」というその瞬間の情報から、古典占術の作法どおりに占う。星や数や干支が、舟券にどんな声を返してくるのか。
競艇に効く、本物の8占術
使うのは、いずれも数百年〜千年の歴史を持つ占術。それぞれが、まったく違う角度から1レースを読む。
北宋の邵康節が編んだ易。筮竹を使わず、レース番号や発走時刻の「数」から卦を立てる。体(本命=イン)と用(対抗=外)の五行の生剋で、堅いか荒れるかを観る。
そのレースの発走日時から年・月・日・時の四柱(命式)を立て、八字の五行の偏りで勢いのある艇を読む。立春や節入りで干支が変わる、本格計算。
その日の干支(甲子・乙丑…)の五行から、イン(1号艇=金気)が強い日か、外が走る日かを判じる。
日干支に隠れた30種の五行(海中金・炉中火…)。同じ干支が持つ、もう一つの顔から気配を読む。
建・除・満・平…暦注の吉凶。月建と日支から導く、日本に伝わる日選びの古法。
曜日を司る星(金星・土星・火星…)の五行で、その日の競艇運を観る西洋由来の占術。
日付とレース番号を一桁に還元した「コアナンバー」で占う、西洋の数の神秘。
大アルカナ22枚を過去・現在・未来に展開。その瞬間に対応する一枚を引き、レースの物語を読む。
真骨頂は「一括占い」── オラクルのアンサンブル
面白いのはここからだ。8占術を同時に走らせ、合議させる。それぞれが出した買い目を集計し、最も多くの占術が推した艇を炙り出す ── いわば「天意の総意」。
たとえば四柱推命が「火が燃え盛る荒れの相」と告げ、納音が「土の堅さ」と返し、タロットが「太陽=1号艇」を引く。8つの古典が1レースに声を重ね、票が割れたり、ふいに一致したりする。8占術が揃って同じ艇を頭に推したなら、それは天意が強い、というわけだ。
票が一致したとき、天意は強い。
……で、本気で当てたい人へ
占いは占いとして、純粋に楽しいものだ。だが「それでも当てにいきたい」なら、答えはやはりデータの側にある。BOATCRAFT は27年分・1,000万件超のレースデータを学習した4つのAIをブレンドして着順確率を出すアプリ。占いで遊んだあとは、こちらでどうぞ。予測手法の解説はこちら。