フライング (F) や出遅れ (L) の前歴を抱える選手のこと。 F1 本目で 30 日、L1 本目で 20 日の出走停止が科され、罰則期間中は賞金没収・斡旋停止とダメージが大きい。 F・L 持ちはスタートを慎重に構える傾向があり、予想で必ず確認したい属性。
F 持ちとは、過去半期 (もしくは累計 1 年) でフライング (F) を切った前歴を抱える選手。 L 持ちとは、同様に出遅れ (L) を犯した前歴を抱える選手を指します。 F・L はスタート関連の重大反則で、選手の評価・斡旋・心理に長く影響します。
F は「スタート信号より早く出てしまう」反則。L は逆に「スタート信号から 1 秒以上遅れて出る」反則。 どちらも当該レースは即欠場扱い (返還)となり、選手には出走停止処分が科されます。
F・L の本数は累積管理されており、本数が増えるほど処分期間も長期化。 累積 4 本目で選手登録抹消のリスクも生じるため、ベテランほど F・L を恐れます。 累積 F・L を抱える「持ち」選手は、スタートで一段慎重になる傾向が予想に効きます。
F・L のペナルティは本数によって段階的に重くなります。 累積本数 = 半期 / 1 年ごとの集計で管理されており、上限を超えると選手登録抹消につながる重大な処分となります。
F と L はどちらもスタート関連の反則ですが、発生メカニズムと選手心理への影響がまったく異なります。 予想で混同しがちな両者を整理しました。
| F (Flying) | L (Late Start) | |
|---|---|---|
| 発生条件 | スタート信号より早くスタートライン通過 | スタート信号から1 秒以上遅れる |
| 処分 | 1 本目で30 日出走停止 | 1 本目で20 日出走停止 |
| 原因 | 攻めすぎ / 信号読み違い / モーター飛び出し | 判断遅れ / 機関トラブル / 集中欠如 |
| 心理影響 | 復帰後はスタートが慎重になりやすい | 復帰後もスタートの呼吸を取り戻すのに時間がかかる |
| 予想への効き | F 持ち = スタート遅れ気味 → 1 コースでも逃げ率低下 | L 持ち = 全体的にスタート消極化 → 配当の波乱要因 |
F・L 持ちの情報は、スタート展開予想の最重要シグナルの一つ。 実戦で意識すべき 3 つの観点を整理します。
(1) スタートの慎重化。F・L 持ち選手は、復帰後のスタートで0.05 秒程度遅れ気味に構える傾向が顕著。 とくに 1 コースで F 持ちの選手が入ると、本来の逃げ率より一段低めに評価するのが正解です。
(2) ダッシュ勢の F 持ちは要注意。4〜6 コースで F 持ちの選手は、まくり成功率が落ちやすい。 ダッシュ勢の本領であるスタート攻めが封印されるため、ダッシュからのまくりが通る確率が下がります。
(3) F・L 復帰直後の選手は警戒。出走停止明けの選手は感覚を取り戻すのに数節かかることが多く、 復帰節は普段の勝率より一段下げて評価するのが安全策。
BOATCRAFT は F・L 累積本数を選手特徴量として持ち、スタート展開予想に動的に反映しています。 累積期間 (半期 / 1 年) と本数で重み付けが変わる仕組み。
スタート慎重化スコア ─ F・L 持ち選手は、復帰後 3 ヶ月のスタートタイミング予想を0.05 秒程度遅めに補正。 コースごとの逃げ率・まくり率にも段階的な減衰を適用する。
累積本数による警戒度 ─ F2 本目以降は処分・抹消リスクが上がるため、心理プレッシャーがさらに増す。 累積本数に応じてスタート慎重化の重みも段階的に強化する。
選手詳細での表示 ─ F・L 累積本数と直近反則日を明示。赤色アイコンでリスクを視覚化し、 ユーザーが即座に把握できる UI を採用。
F・L 持ちはスタート展開予想の最重要シグナル。慎重化バイアスを織り込めば、配当の癖が見えてきます。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。