Category — 舟券・投票

合成オッズSynthesized Odds

複数の買い目を同時購入したときの実効的な払戻倍率を示す指標。 たとえ単体オッズが派手でも、合成オッズが 1.0 倍を下回ると的中時にトリガミ確定。 点数と払戻のバランスを数学的に評価できる、舟券設計の必須指標

Definition

合成オッズとは ─ 多点投票の実効倍率

合成オッズとは、複数の買い目を同時に購入したとき、投票総額に対して「どの目に当たっても何倍の払戻になるか」を示す実効的な倍率です。 単体の高オッズ目に惹かれて 20 点 30 点と広げるうちに、いざ当たったときの払戻が投票総額に届かない、という事態を防ぐための核心指標。

計算の発想はシンプルで、各買い目の (1 / オッズ) を合計した逆数。 たとえばオッズ 8 倍・12 倍・20 倍の 3 点を均等購入した場合の合成オッズは:

合成オッズ = 1 / ( 1/8 + 1/12 + 1/20 ) = 1 / 0.2583 ≈ 3.87 倍

この場合、3 点に均等投資 (各 100 円 = 計 300 円) すると、どこに当たっても 300 × 3.87 / 3 ≈ 387 円の払戻となり、収支 +87 円。 合成オッズが 1.0 倍を下回ると、的中即トリガミの構造になります。

Formula

合成オッズの 計算式 と読み解き方。

合成オッズの公式は、各買い目への投資額が均等な場合と不均等な場合で、わずかに表現が変わります。 最も使われるのは「均等買い」前提の標準式です。

合成オッズ = 1 ÷ ( 1/オッズ₁ + 1/オッズ₂ + ... + 1/オッズₙ )

均等買いを前提に、各目のオッズの逆数を合計し、その逆数を取ることで求まる、というのが直感的な意味です (調和平均的な考え方)。 不均等買いの場合は、各目の投資額で重み付けされた逆数和を使います。

Practical Range

合成オッズの 適正水準

合成オッズの「適正水準」は、本命党・穴党などのスタイルや、レース構造によって変動します。 ベテランが目安にしている数値帯を整理します。

本命党の適正 穴党の適正
合成オッズ目安 3 - 8 倍 15 - 50 倍
点数の目安 3 - 8 点に絞り込み 4 - 12 点で穴目を集中
狙う配当帯 5 - 30 倍の本線 50 倍以上の波乱
トリガミ警戒 3 倍未満は危険 10 倍未満は穴党の趣旨に反する
外れ時の損失 軽い (低リスク) 重い (年単位で耐える)

共通ルールは「合成オッズ ≥ 1.0 倍」。 これを満たさない買い方は的中即トリガミなので、どんなスタイルでも避けるべき構成です。

In BOATCRAFT

BOATCRAFT 予想モデルでの 活用

BOATCRAFT は推奨買い目を選ぶたびに、合成オッズを自動計算して画面に表示します。 点数を増やすと合成オッズが下がっていく様子がリアルタイムで見えるため、トリガミの境界線を視覚的に把握できます。

合成オッズ表示で点数を絞る ─ 合成オッズが 2.0 倍を切ったら点数を見直す、という運用ルールが作れます。本命党モードでは 3 倍、穴党モードでは 15 倍を最低ラインに設定するのが定石。

期待値ソートとの併用 ─ 期待値順に並べ替えた推奨買い目から、合成オッズが目安以上に収まる範囲だけを採用する設計が可能。点数膨張とトリガミを同時に防げる。

不均等買いシミュレーション ─ 高オッズ目を厚く、低オッズ目を薄く、という不均等買いの合成オッズもアプリ上で再計算できる。穴党的な組み方で実効倍率を最大化する設計を支援。

合成オッズで数学的に組む

点数と払戻の関係を数式で押さえれば、舟券設計の精度が一段上がります。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。

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