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養成所Training Academy

競艇選手を育成する福岡県柳川市の唯一の養成施設 (旧やまと学校)。 約 1 年の合宿訓練を経て卒業した者だけが、登録番号期番号を授かり、プロデビューが認められる。 合格率 数%の難関であり、競艇界のエリート供給源。

Definition

養成所とは ─ プロ選手への唯一の入口

養成所とは、競艇選手を養成する唯一の公式機関で、日本財団競艇選手養成所 (旧名: やまと学校) と呼ばれます。 所在地は福岡県柳川市。約 1 年間の全寮制訓練を経て卒業した者だけが、競艇選手として登録され、レースに出走できる仕組みです。

入所試験は年 2 回実施され、身体測定・体力試験・学科試験・面接で構成されます。 身長や体重 (とくに上限) の制限が厳しく、合格率は数 % 前後と狭き門。 その後の訓練でも脱落者が出るため、最終的にデビューできるのは入試合格者の中でも一部の精鋭です。

訓練内容は、模擬レース・ターン技術・スタート練習・整備実習・座学 (ルール / 物理) と多岐に渡り、 最終評価で養成所成績順位が確定。この順位がデビュー初期の出走機会・斡旋に直結するため、養成所内での競争は熾烈です。

Curriculum

養成所で 叩き込まれる 4 分野。

養成所の 1 年間は、競艇選手として必要な全要素を一気に詰め込む期間。 訓練の中心となる 4 つの柱を整理しました。卒業時のバランスはその後の伸びを左右します。

Academy History

養成所の 歴史 ─ やまと学校から現代へ。

養成所は競艇発祥とほぼ同時に設立され、所在地と名称を何度か変えながら現在の柳川に落ち着きました。 旧称「やまと学校」はベテランファンには馴染み深く、いまでも会話の中で混在して使われます。

時期 名称 / 所在地
第 1 期 競艇創成期 〜 1980 年代 本栖訓練所 (山梨県) など複数施設での分散訓練。
第 2 期 1980 年代後半 〜 2000 年代 やまと学校の名称が定着。柳川市に集約。
第 3 期 2010 年代以降 正式名称が「日本財団競艇選手養成所」に。施設も近代化。
近年 2020 年代 女子比率上昇、シミュレータ導入など訓練のテック化が進む。
In Prediction

養成所成績は 予想に効く か。

養成所の卒業順位 (養成所成績) は、デビュー数年の選手の評価軸として極めて有効です。 実戦データが少ない新人ほど、養成所成績の重みが上がります。

(1) 卒業順位上位は早期 A2 昇格。卒業時に首席〜10 位以内に入った選手は、デビュー 1 〜 2 年で A2 級に上がるケースが多い。 逆に下位卒業組は B1 停滞期間が長くなる傾向。

(2) 養成所首席は SG 候補生。歴代の SG 王者を見ると、養成所首席もしくは上位卒業出身者が多い。 機力理解の深さは座学評価に反映され、ベテランになっても効いてくる素養です。

(3) 訓練期での得意技がプロでも継続。養成所で「まくりが得意」と評価された選手はプロでもまくり率が高く、 「インが固い」評価の選手は逃げ率が高い。決まり手の傾向は卒業時点でかなり固まっています。

In BOATCRAFT

BOATCRAFT 予想モデルでの 扱い

BOATCRAFT は養成所卒業成績を新人選手の評価補正に使っています。 期番号と組み合わせて新人特化スコアを生成し、データ不足を補完します。

新人ブースト ─ 養成所首席〜10 位以内の卒業生は、デビュー 1 年は標準勝率に +0.10 程度を加算。 サンプル数の少なさをカバーしながら、上位卒業の素養を予想に反映する。

得意技継承 ─ 養成所での得意決まり手 (まくり / 差し / 逃げ) を、データが揃うまでの初期重みとして反映。 プロでの実成績が積み上がるほど初期値の影響は減衰する。

選手詳細での表示 ─ 期番号と卒業順位を併記し、新人選手のポテンシャルを一目で把握できるよう設計。

養成所から選手の素養を読み解く、その先へ。

養成所の 1 年間で叩き込まれた基礎は、プロ生活のすべてに影響します。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。

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