「このレース、荒れそう」を勘でなくデータで。AUTOCRAFTが約2万4千レースを分析すると、ハンデの付き方に"荒れ"の予兆がはっきり出ていました。
レース内のハンデ差(最重−最軽)が小さいほど万車券率が高い。ハンデ差が小さい=実力が拮抗=横一線で、着順が読みにくくなるからです。
ハンデ差が小さいレースの万車券率は31.6%、対してハンデ差が大きいレースは22.7%。実力が開いているほど堅く、拮抗しているほど荒れる── 直感に反しますが、データは明快です。
3段階ではなく、ハンデ差を10m刻みで見るとどうなるか。より解像度を上げて集計しました。
| ハンデ差 | 万車券率 | 対象レース |
|---|---|---|
| 〜10m | 30.8% | 2,644 |
| 11〜20m | 32.1% | 4,701 |
| 21〜30m | 24.8% | 5,853 |
| 31〜40m | 20.9% | 7,235 |
| 41〜50m | 22.5% | 2,525 |
| 51〜60m | 23.1% | 744 |
| 61m〜 | 22.9% | 1,068 |
ハンデ差10〜20m台までは万車券率が30%超で高止まりし、30〜40m台にかけて20.9%まで下がったあとは、50m以上でも22〜23%前後で下げ止まります。「差が開くほど無限に堅くなる」わけではなく、実際には「拮抗(〜20m)だけが際立って荒れやすく、そこを抜けるとほぼ横ばい」という形が正確な姿です。
この"拮抗ほど荒れる"傾向が、5会場すべてで同じように出るのか確認しました。
| 会場 | ハンデ差20m以下 | それ以外 | 差 |
|---|---|---|---|
| 浜松 | 32.8% | 21.1% | +11.7pt |
| 山陽 | 28.9% | 17.3% | +11.6pt |
| 川口 | 31.9% | 22.9% | +9.0pt |
| 飯塚 | 31.4% | 24.4% | +7.0pt |
| 伊勢崎 | 32.8% | 27.7% | +5.1pt |
5会場すべてでハンデ差20m以下の方が万車券率は高く、傾向自体は共通です。ただし差の大きさは会場でばらつきがあり、最大は浜松(+11.7pt)、最小は伊勢崎(+5.1pt)。伊勢崎は5会場のクセで見た通りもともと荒れやすい会場のため、"拮抗"という条件がなくても万車券が出やすく、条件による上乗せ幅は相対的に小さくなっていると考えられます。
| 試走1位の位置 | 万車券率 |
|---|---|
| 試走1位が外(7-8号) | 26.5% |
| 試走1位が中(3-6号) | 23.9% |
| 試走1位が内(1-2号) | 23.1% |
試走最速の車がどこにいるかでも荒れ度は変わります。試走1位が普段負けやすい内枠にいるレースは、その一発が決まると高配当に化けやすい(→万車券の顔)。
ハンデ差が大きく実力差がはっきりしたレースほど、順当な決着になりやすい。
ハンデ差が20m以下の拮抗レースほど、波乱(万車券)の起きやすさが上がる傾向がある。
この傾向を踏まえた各レースのAI予想・テトラ度(自信度)は、オートレースAI予想アプリ「AUTOCRAFT」で毎日更新しています。
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※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万4千レース・約18万出走) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。