同じ「1番人気」でも、その信頼度は会場によって大きく変わります。1番人気の1着率を5会場別に並べて、"どこなら人気を信じられるか"を測りました。
対象について:AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万7千レース・約18万出走、2026年8月時点)のうち、単勝オッズの記録があり、かつ最小オッズが1台に絞れた(同着なし)レースだけを対象にしています(5会場合計n=1043件)。オッズが同額で並ぶレースは「単独の1番人気がいない」として除外しています。
集計基準:本ページの数値は期間指定のない全期間累積データのため、生成のたびに対象レース数・数値が増減します。集計/生成日時 2026-08-01 10:46/データ基準日 2026-08-01
1番人気の1着率は飯塚の49.5%がトップ。一方で山陽は35.7%まで落ち、その差は13.8ポイントもあります。「1番人気を信頼できるか」だけでも、会場によってこれだけ違うのです。
| 会場 | 1番人気 1着率 | 3着内率 | 対象レース |
|---|---|---|---|
| 飯塚 | 49.5% | 81.8% | 214 |
| 伊勢崎 | 45.9% | 73.5% | 170 |
| 川口 | 41.9% | 76.9% | 277 |
| 浜松 | 41.9% | 77.3% | 172 |
| 山陽 | 35.7% | 77.1% | 210 |
面白いのは、荒れにくい(堅い)とされる山陽でも、1番人気の"1着率"は高くない点です。これは矛盾ではありません。"堅い"は「上位が読める=3着内は堅い」という意味で、その中で1着そのものは実力上位の数車に割れる。実際、山陽は3着内率では上位に来ます。
逆に飯塚は1着率も3着内率も高い=1番人気がそのまま突き抜けやすい会場。「堅い」の中身は会場で違う、というわけです。
会場だけでなく、"誰が"1番人気になったかでも差は出るのでしょうか。新人・中堅・ベテランの選手が1番人気だった場合に絞って、1着率を比べました。
| 選手層 | 1番人気だった時の1着率 | n |
|---|---|---|
| 新人(37期〜) | 46.2% | 106 |
| 中堅(31〜36期) | 37.1% | 348 |
| ベテラン(〜30期) | 45.7% | 589 |
点推定では新人が1番人気の時が46.2%と最も高く、ベテランは45.7%でした。ただしこの差は2標本比率検定でz=0.11にとどまり、統計的に有意とは言えません(新人が1番人気になるケース自体がn=106と少ないため)。"誰が1番人気か"は、会場ほど信頼度を左右しないというのが正直な結論です。
新人の1番人気サンプルが薄い理由はシンプルです。1番人気になった選手を選手層別に数えると――
1番人気の約57%はベテランで、新人が1番人気に推されること自体が全体の約10%しかありません。新人の1番人気は"レアケース"であり、その信頼度を論じるにはまだ材料が少ない、というのが現時点の実状です。
飯塚のように1番人気が堅い会場は、1番人気の情報としての重みを高く見てよい。
山陽のように1番人気が飛びやすい会場は、2〜3番人気や外枠にも警戒が必要になる。
この傾向を踏まえた各レースのAI予想・テトラ度(自信度)は、オートレースAI予想アプリ「AUTOCRAFT」で毎日更新しています。
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※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万7千レース・約18万出走、2026年8月時点) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。