試走タイムは最強の指標(#02)。でも試走1位でも約62%は勝てません。試走最速がどんな時に"飛ぶ"のか、条件をデータで探します。
試走1位の1着率は約38%(→#02)。裏を返せば残り約62%は試走1位以外が勝つ。「試走1位が最有力」という見方は正しくても、盲信は禁物です。では、どんな試走1位が飛ぶのか。
| 試走1位の位置 | 1着率 | 対象 |
|---|---|---|
| 内(1-2号) | 48.1% | 522 |
| 外(7-8号) | 40.4% | 13,612 |
| 中(3-6号) | 34.8% | 10,512 |
同じ試走1位でも、中団(3-6号)にいると34.8%まで落ち、内枠なら48.1%。中団は前を抑えるにも差すにも中途半端な位置で、試走最速の利を活かしにくいのです。(内枠が試走1位になること自体が稀なため、内枠の対象は522件と他の2区分より少なめです。)
試走1位が重ハンデ(実力者)なら42.2%と鉄板ですが、軽ハンデ(36.4%)は"格下が当日たまたま速いだけ"のこともあり、やや割引が必要。試走1位は「位置」と「ハンデ(=実力)」をセットで見るのが正解です。
ここまでは「試走1位が"どこにいる時"に1着率が高いか」でした。では試走1位そのものは、どの車番から出やすいのでしょうか。全24,650レースで、試走最速になった車番を集計しました。
1号車が試走1位になるのはわずか184回(全体の0.7%)なのに対し、7号車は7,352回(29.8%)。車番が上がるほど試走1位になりやすく、「外が強い」(#01)はハンデによる着順だけでなく、試走タイムの入り口の時点ですでに始まっていることが分かります。
試走1位(全体)の1着率が、会場によってどれだけ違うか確認しました。
| 会場 | 試走1位の1着率 | 対象 |
|---|---|---|
| 山陽 | 40.6% | 5,059 |
| 川口 | 39.2% | 5,319 |
| 浜松 | 39.0% | 4,220 |
| 飯塚 | 36.6% | 5,367 |
| 伊勢崎 | 35.5% | 4,681 |
最も信頼できるのは山陽(40.6%)、最も飛びやすいのは伊勢崎(35.5%)で、その差は5.1ptほど。5会場とも35〜41%のレンジに収まっており、「試走1位は約38%」という全国傾向は、特定の会場に引っ張られた数字ではなく、大きな会場差なく共通していると言えます。
試走1位が"外枠×重ハンデ"の組み合わせは特に信頼度が高い。
中団の試走1位に注目が集まっている時ほど、外枠の実力者の巻き返しに警戒したい。
この傾向を踏まえた各レースのAI予想・テトラ度(自信度)は、オートレースAI予想アプリ「AUTOCRAFT」で毎日更新しています。
App Store で無料ダウンロード
※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万4千レース・約18万出走) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。