「オートはスタートが命」とよく言われます。では実際、スタート(ST)の良し悪しで1着率はどれだけ変わるのか。AUTOCRAFT自前データで正直に測りました。
ST(発走反応)帯別の1着率を見ると、好スタート(0.10秒未満)で16.5%、出遅れ(0.25秒以上)で12.1%。確かにスタートは効きますが、差は4.4ポイントにとどまります。
比べてみてください。試走タイムは1位で38%・8位で3%と35ポイントも開くのに対し、STの差は4.4ポイント。"当日の機力(試走)"の方が、スタートよりずっと支配的なのです。「スタートで全部決まる」は半分神話でした。
| ST帯 | 1着率 | 対象 |
|---|---|---|
| 0.10秒未満(好スタート) | 16.5% | 33,436 |
| 0.10〜0.15秒 | 13.9% | 53,161 |
| 0.15〜0.25秒 | 12.4% | 78,776 |
| 0.25秒以上(出遅れ) | 12.1% | 17,071 |
好スタートの上乗せ幅が会場でどれだけ違うか確認しました。
| 会場 | 好スタート | 出遅れ | 差 |
|---|---|---|---|
| 浜松 | 16.1% | 10.9% | +5.2pt |
| 伊勢崎 | 16.3% | 11.3% | +5.0pt |
| 飯塚 | 16.7% | 11.8% | +4.9pt |
| 山陽 | 17.7% | 13.8% | +3.9pt |
| 川口 | 15.9% | 12.2% | +3.7pt |
5会場すべてで好スタートが出遅れを上回り、差は+3.7pt(川口)〜+5.2pt(浜松)の範囲。効果の大きさに大差はなく、「スタートは効くが試走ほどではない」という結論は5会場共通です。
試走が同等の車どうしなら、スタートの良い方が有利。ST単独では決め手にならなくても、試走・車番・ハンデに"好スタート"を重ねると本命の精度が一段上がります。決め手は単独指標でなく重ね合わせ(→機力×位置)。
まず試走・車番で軸を決め、好スタート傾向を上積みで評価。
試走上位でST不安定な人気車は、出遅れ時に一発の穴が生まれる。
この傾向を踏まえた各レースのAI予想・テトラ度(自信度)は、オートレースAI予想アプリ「AUTOCRAFT」で毎日更新しています。
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※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万4千レース・約18万出走) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。