1節は3〜7日間
競艇の1つの開催シリーズを「節(せつ)」と呼ぶ。長さはレースのグレードによって変わり、おおむね3〜7日間。その期間は毎日レースが組まれ、同じ選手たちが同じ会場で走り続ける。だから節が進むほど、選手はその日の水面・モーターに慣れていく。
すべては「前検日」から始まる
節の初日の前には、前検日(ぜんけんび=前日検査)がある。ここで行われるのが、選手の身体検査、使用するボート・モーターの整備、そしてモーターの抽選配分だ。どのモーターを引くかで、その節の戦い方が変わる。前検日は、レースが始まる前の"見えない勝負"の起点でもある。→ モーターと整備の話
予選 → 準優勝戦 → 優勝戦
本番が始まると、まずは予選。ここでは各レースの着順に応じた着順点を積み上げ、それを出走回数で割った得点率で順位を競う。速いだけでなく、コンスタントに上位でまとめることが勝ち上がりの条件だ。そして得点率の上位者が、勝ち上がり戦へ進む。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 前検日 | 身体検査・ボート/モーター整備・モーター抽選 |
| 予選 | 着順点を積み上げ、得点率で競う(数日間) |
| 準優勝戦 | 得点率の上位者が進出。ここでの上位が優勝戦へ |
| 優勝戦 | 最終日。勝ち上がった6名でその節の頂点を決める |
たとえば代表的なSG・G1では、4日間の予選で上位18名が5日目の準優勝戦(後半3レース)に進み、各レースの1着・2着=計6名が最終日の優勝戦へ。節が短い一般戦では、この日程がぎゅっと縮まる。
「準優」「優出」は、その節の調子を映す言葉。
"勝ち上がり"は予想のヒントになる
この構造を知っていると、予想の見え方が変わる。準優勝戦に乗ってきた選手や優出(優勝戦に進出)した選手は、その節を通して安定して上位でまとめてきた証拠。つまり「今、調子がいい」という強いサインだ。過去の全国勝率だけでなく、その節での勝ち上がりを重ねて見ると、選手の"今"がつかめる。
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このコラムについて: 競艇の基礎知識シリーズは、初心者にも分かるように競艇の「仕組み」を解き明かす記事です。日程の細部はグレードや会場で異なる場合があります。/ 公開: 2026-07-01