競艇の節 (開催) の前半に行われる選抜戦。 各選手は通常3 走を消化し、着順点の合計で得点率を競う。 上位 18 名が準優勝戦進出、最終的に上位 6 名が優勝戦への道を切り開く、節構造の入口に位置する重要レース群。
予選とは、競艇の節 (開催) の前半に行われる選抜戦。 4 〜 6 日制の節構造のうち、初日から 4 日目までに予選が組まれ、各選手は通常 3 走を消化する。
予選の役割は、節間を通じて選手の調子と機力を測ること。 初日の走りで見えなかったモーターの素性や、節間調整による調子の変化を、3 走の積み重ねで明らかにしていく。 ファン側にとっても、予選後半に向けてのデータ蓄積が予想精度を大きく左右する局面。
予選を勝ち抜くための指標が得点率。 着順点 (1 着 10 点、2 着 8 点、3 着 6 点、4 着 4 点、5 着 2 点、6 着 1 点) を 3 走の平均値で算出し、上位 18 名が準優勝戦進出の権利を獲得する。 フライング・出走停止になると得点はマイナスとなり、優出は絶望的になる厳しい設計。
予選通過の鍵を握る得点率は、シンプルでも明快な計算式に基づいています。 仕組みを把握すると、節の後半に向けた予想視点が一気にクリアになります。
予選の予想は、優勝戦や準優勝戦と異なる視点が必要です。 なぜなら、選手側の戦い方が予選と決戦で根本的に変わるからです。
予選の選手は「確実に得点を積み重ねる」のが第一目標。 よって、フライング覚悟の冒険スタートは少なく、安全に着順を取りに行く傾向が強い。 その結果、コース有利な選手 (1 〜 2 コースの A 級) が順当に上位を占めやすい展開になります。
また、予選初日のレースはモーター状態の見極めが予想で最も重要なポイント。 展示タイムが速い・スタート展示の見栄えが良い選手は、節を通じて好調を継続する確率が高い。 逆に展示時計が悪い艇は、節間整備で立て直しても予選通過は厳しくなる構造になっています。
予選と準優勝戦は節構造上の連続したフェーズですが、性格が大きく異なります。
| 予選 | 準優勝戦 | |
|---|---|---|
| 開催タイミング | 節の初日 〜 4 日目 | 節の 5 日目 (10R / 11R / 12R) |
| 1 選手の走数 | 通常 3 走 | 1 走のみ |
| 選抜の仕組み | 得点率上位 18 名が進出 | 3 個レース× 2 着以内 (6 名) が優出 |
| 選手の戦い方 | 安全に着順を稼ぐ | 勝つか負けるかの一発勝負 |
| 予想視点 | モーター素性 + コース力 | 枠割り + 直前モーター調整 |
予選は安全志向の戦い方が支配的で、コース力と機力の重みが効きやすい局面です。 ただし、節内の累積データを活かせる視点も予選後半では効いてきます。
「コース力つまみ」を上げる ─ 予選は安全志向の選手が多く、コース有利が素直に効く。1 号艇・2 号艇 A 級の評価を相対的に引き上げる。
「機力つまみ」を上げる ─ 予選初日のモーター状態がそのまま節を通じての成績傾向を作る。展示タイム・スタート展示の見栄えを重く反映する。
「節間フォームつまみ」を予選後半で上げる ─ 予選 3 走目以降は、節内 1 〜 2 走の結果がそのまま選手の調子を表す。節間フォームの重みを段階的に上げる運用が予想精度を底上げします。
予選は節構造の入口にして最重要フェーズです。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。