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競艇の歴史 75 年 ─ 戦後復興から AI 予想時代まで
笹川良一の執念、大村が世界初になった理由、ハイドロプレーン統一の舞台裏まで。年表の各できごとを物語として深掘りした本編記事 (約 12 分)。
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— Era I —
I. 誕生前夜・黎明期 (1945-1960)
敗戦後の造船立国構想と笹川良一の政治運動から、競艇は生まれた。世界初の開催地は、認可 2 号の大村だった。
1951
モーターボート競走法 制定公布 (6/18)。造船産業の振興を目的に、競輪・オートに続く 3 番目の公営競技として法制化。
1952
大村競艇場で世界初開催 (4/6)。認可順では津が 1 号だったが、「国の端なら何かあっても致命傷にならない」とのテストケース配慮で、長崎・大村が発祥の地に。
1955
笹川良一、全国モーターボート競走会連合会 会長に就任。同年頃までに現在の 24 場体制の原型が完成。
— Era II —
II. 制度確立・隆盛期 (1960-1992)
日本財団・笹川賞・グレード制が整い、電話投票が普及。1992 年には公営競技全体の売上が史上ピークを迎える。
1962
日本船舶振興会 (現・日本財団) 設立。収益の社会還元モデルが本格始動。
1974
笹川賞 創設 (毎年 5 月)。後の SG 競走へとつながる大レースの先駆け。
1985
電話投票 開始 (平和島)。場に行かずに舟券を買える時代の幕開け。
1986
第 1 回賞金王決定戦 (現グランプリ) 開催。初代王者は彦坂郁雄。
1988
グレード制 導入 (SG / G1 / G2 / G3)。レースの格付けが体系化。
1991
優勝戦が 4 周→ 3 周に短縮。グランドチャンピオン 創設。
1992
ハイドロプレーン統一。同年、公営競技全体の売上が史上ピークの 8.9 兆円に到達。
— Era III —
III. 凋落・転換期 (1992-2008)
バブル崩壊後、売上は長い下り坂へ。一方で三連単とインターネット投票という、現代競艇の二大装置が生まれた。
1995
笹川良一 逝去 (享年 96)。競艇を構想し、育てた創設者の退場。
2000
三連勝単式 (三連単) 導入 (住之江)。配当の桁が変わり、予想の奥行きが一気に深化。
2001
インターネット投票 (テレボート) 開始。電話投票からネットへ移行が始まる。
2008
公営競技売上が底値 4.96 兆円まで落ち込む。ピークからほぼ半減。
— Era IV —
IV. V 字回復・AI 予想時代 (2008-2026)
ネット投票の浸透とコロナ禍が、皮肉にも売上を押し上げた。そして 2026 年、データと AI で予想を組み立てる新しい時代が始まる。
2020
コロナ禍で無観客化。ネット投票が完全主流となり、売上はむしろ急回復へ。
2023
公営競技売上が 8 兆円台を回復。底値からの見事な V 字回復を達成。
2026
BOATCRAFT ローンチ。27 年分・1,000 万件超のレースデータを学んだ AI が予想を組み立てる、AI 予想プラットフォーム時代へ。
1952 年、大村の水面から始まった 75 年。
競艇はいま、データと AI の時代へと漕ぎ出している。

競艇 75 年の歴史を、AI が次のページへ

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