(前年同期比)
(びわこ前年比)
(伸び向上・前年比)
(公式・環境効果)
2025 年、競艇に「新燃料」がやってきた。E30 ガソリン(エタノール 30% 配合) ── ボートレースがカーボンニュートラル対応として導入した環境燃料だ。公式の狙いは CO2 削減だが、ファンの間では「イン逃げが決まらない」「伸びが出る」と話題になった。本当か。BOATCRAFT がテスト2場の実データで確かめた。
E30 は エタノールを 30% 配合したガソリン。ボートレースが地球環境に配慮したカーボンニュートラル対応として導入した新燃料で、従来のレギュラーガソリンより CO2 排出を約 12〜15% 削減する。2025 年に びわこ(5/1〜7/13) と 大村(6/22〜7/20) でテスト実施された。エタノール配合で燃焼特性が変わると、スタートの出足より直線の伸びに効くと言われる。では実際のレースはどう動いたか。
テスト期間 2025/5/1〜7/13 を、前年の同じ時期・通常期(2021〜)と比べた。結果は明快 ── イン1着率は前年同期 51.2%→E30 47.7%(-3.5pt)、アウト率は 19.5%→23.5%(+4.0pt)、勝ち上がりタイムは約 1.8秒短縮。イン有利が薄れ、アウトが台頭し、確かに「伸びて速く」なった。
| 期間 | レース数 | 1コース1着率 | アウト(4-6)率 | 上がりタイム |
|---|---|---|---|---|
| 通常期(2021〜) | 9,397 | 54.95% | 17.52% | 109.35秒 |
| 前年同期 | 502 | 51.20% | 19.52% | 110.56秒 |
| E30期間 | 612 | 47.71% | 23.53% | 108.79秒 |
大村のテスト期間 2025/6/22〜7/20 も見る。アウト率は上昇(通常14.7%→E30 17.1%)、タイムも前年比で短縮と、びわこと同じ方向。ただしイン1着率は通常62.5%→E30 59.6%と下がるものの前年同期(57.9%)比ではやや上で、サンプルが240レースと小さくブレが大きい。びわこほど明確ではないが、矛盾はしない。
| 期間 | レース数 | 1コース1着率 | アウト(4-6)率 | 上がりタイム |
|---|---|---|---|---|
| 通常期(2021〜) | 10,686 | 62.50% | 14.68% | 109.38秒 |
| 前年同期 | 216 | 57.87% | 12.50% | 111.25秒 |
| E30期間 | 240 | 59.58% | 17.08% | 109.83秒 |
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