S級S班(SS)とは、競輪の級班制度における最高峰の区分で、KEIRIN.JP公式サイトによれば選ばれた9名で構成され、競走結果により1年ごとに入れ替わる。
「S級S班」略して「SS」——競輪の級班の中でも特に耳にする区分だが、具体的に何を指すのか、そしてSSの選手は実際にどれくらい勝っているのかを一箇所にまとめた説明は少ない。KEIRIN.JP公式サイトの一般公開情報と、KEIRINCRAFT検証ラボが公開してきた数値(#10・#26・#31)を並べ直した。
S級S班(SS)とは、競輪の級班制度における最高峰の区分で、KEIRIN.JP公式サイトによれば選ばれた9名で構成され、競走結果により1年ごとに入れ替わる。男子級班別の実績では、SSの1着率31.2%・平均競走得点116.0はいずれも6区分中最高だった。
- 主要数値
- 男子級班別1着率・平均競走得点(級班情報が記録された確定レース、2021年以降)はSS 31.2%(平均得点116.0)で6区分中最高。次点のS1・A1はともに18.3%(106.8/88.4)
- 期間・母数
- #10は2021年以降・級班情報が記録された確定レースの延べ出走データ(男子級班、L級を除く)。#26(参考)は2021-06-22〜2026-08-17・n=130,003(グレード別、G1/G3/F1/F2の4区分合計)
- 定義
- KEIRIN.JP公式サイト「S級S班オフィシャルサイト」にもとづく一般的な説明(最高の実力を認められた選手のみに与えられる最高峰のランクで、選ばれた9名で構成、競走結果により1年ごとに入れ替え)。選抜の具体的な基準・算定期間の原文は未確認
- 出典
- KEIRIN.JP公式サイト「S級S班オフィシャルサイト」/ 検証ラボ #10「級班は本当に強さを表すか」/ #31「級班とは」/ #26「得点1位の効き方はグレードで変わる」(参考。いずれも下記に個別リンクあり)
- 最終確認日
- 2026-09-06(本ページを作成した確認日。KEIRINCRAFT検証ラボ側の各出典データの最終確認日は本文中に記載)
- 限界
- KEIRINCRAFTデータベースの級班ラベル「SS」が、KEIRIN.JP公式の年間9名選抜と常に一致しているかどうかは未確認。両者を直接突き合わせたものではない
S級S班とは何か
S級S班(通称SS)とは、競輪選手の格付け制度である級班の中で、最高峰に位置する区分である。級班全体は上からS級(SS・S1・S2)とA級(A1・A2・A3)の2階層6区分に分かれており、SSはその最上位にあたる(階層構造の詳細は検証ラボ#31「級班とは」を参照)。
KEIRIN.JP公式サイト(S級S班オフィシャルサイト)では、SSについて「S級の中でも、最高の実力を認められた選手のみに与えられた、最高峰のランク」と説明されており、選ばれた選手は9名で構成され、「競走結果により、1年毎に選手の入れ替えがあります」とされている。ただし、何を基準にどの期間の成績で選抜するのかという具体的な算定方法の原文は、本ページ作成時点では確認できていない。
SSの1着率・平均競走得点はどのくらいか
男子6区分の級班別に、1着率・2連対率・3連対率・平均競走得点を並べると以下のようになる。
| 級班 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均競走得点 |
|---|---|---|---|---|
| SS | 31.2% | 50.0% | 61.2% | 116.0 |
| S1 | 18.3% | 34.3% | 47.9% | 106.8 |
| A1 | 18.3% | 35.9% | 51.2% | 88.4 |
| A3 | 14.7% | 29.3% | 43.9% | 70.6 |
| S2 | 10.7% | 22.7% | 35.9% | 98.5 |
| A2 | 10.8% | 22.2% | 35.7% | 82.4 |
SSは1着率31.2%・平均競走得点116.0で、いずれも6区分中最高である。次点のS1・A1はともに1着率18.3%にとどまり、SSの1着率はその約1.7倍にあたる。平均競走得点の差(SS 116.0 対 S1 106.8)以上に、1着率の差(31.2% 対 18.3%)は大きく開いている。
ただし#31で確認したとおり、SS以外の区分では級班の並び順と1着率の並び順が必ずしも一致しない(S1とA1が同率18.3%で並ぶなど)。SSが別格である一方、S1以下の序列は級班のラベルだけでは説明しきれない。
級班とグレードは別物
SSと紛らわしいのが、レースそのものの格付けである「グレード」(GP・G1・G2・G3・F1・F2)である。これは選手個人の格付けである級班とは別の分類で、SSの選手だけがGP・G1に出走するわけではない。参考として、検証ラボ#26では得点1位選手の1着率を等確率基準からの倍率で比較しており、G3で3.16倍(1着率36.25%、n=10,352)、G1で2.60倍(1着率28.99%、n=1,797)だった。級班(選手の格付け)とグレード(レースの格付け)は、本ページ・#31とも別々の指標として扱っている。
分からないこと
- S級S班の選抜基準の細部(得点なのか獲得賞金なのか、算定期間がいつからいつまでかなど)を示すKEIRIN.JP公式資料の原文は未確認。本ページの定義文は公式サイトの一般的な説明にとどめている。
- KEIRINCRAFTデータベースの級班ラベル「SS」が、KEIRIN.JP公式の年間9名選抜と常に一致しているか(更新タイミングのズレの有無など)は未確認。本ページでは、DBの「SS」ラベルで公式の9名を過不足なく特定できるかどうかを確認できていない。
- SSは検証ラボ#10の「級班×得点層(3等分)」の内訳データには含まれておらず(公開されているのはS1・S2・A1・A2・A3の5区分)、SS内部で得点の高低による1着率の違いがあるかどうかは未確認。
- ガールズケイリンにSS相当の区分があるかどうかは、検証ラボ#31にも記載のとおり未確認。
出典・検証方法
本ページは新規のSQLクエリやデータベース再集計を行っていない。SSの定義に関する記述は、KEIRIN.JP公式サイト「S級S班オフィシャルサイト」の一般公開ページに掲載されている説明を出典として転記した。数値については、KEIRINCRAFT検証ラボの公開済み2ページ(#10「級班は本当に強さを表すか」・#26「得点1位の効き方はグレードで変わる」)にすでに掲載されている数値を、出典表記とあわせてそのまま転記している。級班全体の階層構造については検証ラボ#31「級班とは」も参照した。各出典ページの母集団・期間・最終確認日は、本文の各見出しに個別に記載している。
よくある質問
S級S班(通称SS)とは、競輪の級班制度で最高峰とされる区分です。KEIRIN.JP公式サイトでは「S級の中でも、最高の実力を認められた選手のみに与えられた、最高峰のランク」と説明され、選ばれた9名で構成、競走結果により1年ごとに選手が入れ替わるとされています。具体的な選抜基準の原文は未確認です。
級班情報が記録された確定レース(男子級班、2021年以降)では、SSの1着率は31.2%・平均競走得点は116.0で、いずれも6区分(SS・S1・S2・A1・A2・A3)中最高でした。次点のS1・A1(ともに18.3%)と比べても、SSの1着率は約1.7倍あります。
級班別の集計にはSSという区分が使われていますが、そのラベルがKEIRIN.JP公式の年間9名選抜と常に一致しているかどうかは、本ページでは確認できていません。この点は「分からないこと」に明記しています。
本ページのSSの定義はKEIRIN.JP公式サイト「S級S班オフィシャルサイト」の一般公開情報にもとづき、数値はKEIRINCRAFT検証ラボの公開済み2ページ(#10・#26)にすでに掲載されている数値の再掲です。本ページ作成のための新規のSQLクエリやデータベース再集計は行っていません。出典ごとに母集団(車立て数・期間)が異なるため、単純比較はできません。数字は過去の傾向であり、将来の結果や的中を保証するものではありません。
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