— 結論:実力の4段階、年2回入れ替わる —

級別はA1 → A2 → B1 → B2の4段階。成績による相対評価で、年2回(半年ごと)の審査で入れ替わる。判定は勝率だけでなく2連率・3連率・事故率・最低出走回数の合わせ技。事故率0.70以上だと勝率が良くてもB2降格という厳しい条件もある。

— この記事の要点 —

級別は選手の実力ランク(A1・A2・B1・B2)。相対評価なので、その期の全体レベル次第でボーダーは動く。近年の目安はA1≒勝率6.2/A2≒5.4前後。ただし事故率最低出走回数の条件があり、これを外すと勝率が良くても降級する。出走表のランクは"実力の目安"として読むのが正解。

4つの級別

競艇選手は全体で約1,600名。これを成績順に4段階へ分けたのが級別だ。上からA1・A2・B1・B2。A1が最上位で、SG・G1といった大きな舞台の主役になる。

級別位置づけ人数の目安
A1最上位。SG・G1の主役クラス約 320 名
A2上位。準優・優勝戦の常連約 320 名
B1中位。最も人数の多い層約 800 名
B2下位・育成段階約 160 名

※人数・割合は審査期ごとに変動します(相対評価のため)。

どうやって決まるのか

級別は年2回(半年ごと)の「級別審査」で決まる。半年間の成績を集計し、次の期の級別が確定する。判定に使われるのは勝率だけではない。2連率・3連率・事故率・最低出走回数といった複数の条件を、すべて満たす必要がある。しかも相対評価なので、同じ勝率でも、その期の全体レベルによってボーダーは上下する。

近年のボーダーの目安は、A1級がおおむね勝率6.2前後、A2級が5.4前後。ただしこれはあくまで目安で、期によって動く数字だ。

勝率が良くても落ちる ─ 事故率と出走数

級別には"落とし穴"がある。事故率が0.70以上のまま期末を迎えると、どれだけ勝率が高いA1選手でも一気にB2級まで降格する。フライングや妨害などのペナルティは、実力とは別に級別を大きく左右するのだ。また、B2を除く級別には最低出走回数の義務があり、これを下回ると勝率に関係なく降級する。級別は「速さ」だけでなく「安定して走り続けたか」も見ている。
級別は、速さと安定の両方の通知表。
だから"実力の目安"として読むのが正解。

予想での級別の使い方

級別は選手の実力を測る便利な目安だ。ただし「A1だから必ず勝つ」わけではない。とくに1コースの1号艇の強さに級別がどこまで効くのかは、思い込みで判断せず、データで確かめたいところ。BOATCRAFTの検証ラボでは、この"級別は本当に効くのか"を実データで検証している。→ 検証ラボ #09 級別は予想に効くのか

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— 参考・出典 —

このコラムについて: 競艇の基礎知識シリーズは、初心者にも分かるように競艇の「仕組み」を解き明かす記事です。ボーダーや人数は審査期ごとに変わります。/ 公開: 2026-07-01

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