周回展示とは本番前に行われる 2 周回のリハーサル走。 その中で計測される周回タイムは 1 周回 (約 600m、2 ターン込み) のラップで、 出足・まわり足・伸び足を含むトータルの機力を読む計測値。
周回展示とは、本番レースのおよそ 30 分前に実施される本走を模した試走。 6 艇すべてが実際のコースを 2 周回し、ターン感覚・直線スピード・モーターの仕上がりをファンと選手の双方が確認する。 ここで計測されるラップを周回タイムと呼び、各艇の総合性能を判断する手段となる。
計測区間は1 周回 (約 600m) ─ 2 ターンと 2 直線を含む。 展示タイムが「2 マークから 1 マークまでの 150m 直線」だけを切り取るのに対し、周回タイムはターン込みの総合タイムを測る。 標準値はおおむね 40 秒前後で、会場や水面状態によって 39 秒台 〜 41 秒台へ揺れる。 新聞・公式サイトの直前情報欄に展示タイムと並んで掲示され、予想の重要な裏付け情報として機能する。
周回展示はタイムの数字だけを見るのではなく、走り方の質を読み取る場でもあります。 ターン姿勢・引き波・直線の艇のかぶりなど、画面越しに観察できる要素は多いです。 実戦で重視される 4 つの読み取り角度を整理します。
周回タイムの絶対値は会場ごとに大きく異なります。 水質 (淡水 / 海水 / 汽水)・水面の広さ・ターンマークの距離がラップに影響するためです。 代表的な傾向を持つ 3 会場を紹介します。
直前情報では周回タイムと展示タイムが並んで掲示されますが、 両者は計測区間と用途が異なります。 役割の違いを整理して、混同を避けたいところです。
| 周回タイム | 展示タイム | |
|---|---|---|
| 計測区間 | 1 周回全体 (約 600m、2 ターン込み) | 2 周目 2M 立ち上がり 〜 1M (約 150m 直線) |
| 分かる要素 | 出足・まわり足を含む総合性能 | 伸び足・直線スピード |
| 標準値 | 40 秒前後 (会場により変動) | 6.5 〜 6.8 秒 (会場により変動) |
| 注目度 | 補助情報。展示タイムの裏付けとして使う | 最重要。新聞・公式で大きく扱われる |
| 予想での使い方 | 1 〜 2 コースのターン精度を測る | ダッシュ勢のまくり評価に直結 |
BOATCRAFT は 4 モデルブレンド (統計 / 機械学習 / 直近フォーム / 会場特性) で予想を構築しており、周回タイムは展示タイムと並ぶ機力評価の二大入力として参照されます。 ターン込みの総合タイムは内コースの評価と相性がよく、1 コース・2 コースの信頼度判定に効きます。
「機力つまみ」を上げる ─ 周回タイム差を重視。39 秒台を出した艇のスコアが上昇し、内コース本命の信頼度判定に効く。
「会場特性つまみ」と組み合わせる ─ 大村のようなタイム重視会場と、江戸川・戸田のようなタイム軽視会場で補正の効き方が変わる。会場ごとに最適な重みを内部で自動調整。
展示タイムとの差分を読む ─ 周回 39 秒台で展示 6.8 秒台の艇はターン型、周回 41 秒で展示 6.5 秒の艇は直線型。BOATCRAFT は両者の差分を内部スコアとして組み込む。
周回タイムは直前情報の一部に過ぎません。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。