まわり足とはモーターのターン性能、 特にターン中の艇の安定感と立ち上がりの加速 (引き付け) を表す機質。 差し戦法および狭水面会場で勝負の鍵となる。
まわり足とは、モーターと艇の組み合わせがターン中にどれだけ滑らかに小さく回れるか、そしてターン直後にどれだけ素早く加速できるかを評価する機質。 競艇の機質「出足・伸び足・まわり足」の三本柱の中で、ターン区間の総合力を担当する。
まわり足が良い艇は、1 マークで艇が外へ流れず内を締めて回れる。 ターン後の引き付けも鋭く、立ち上がりで内艇を差したり外艇のまくりを振り切ったりできる。 一方、まわり足が悪い艇はターンで艇が大きく振られ、艇身を失って減速する ─ どれだけ展示タイムが速くても、まわり足が悪ければ本番では結果が出ない。 「展示は良いのにレースで沈む」艇の典型は、まわり足の欠落である場合が多い。
まわり足は数値で直接出ない機質のため、映像と周回タイムを組み合わせて読む必要があります。 実戦で重視される 4 つの観察角度を整理します。
まわり足が決まる会場は、狭水面・うねりのある水面・ターンの難所がある会場に集中します。 代表的なまわり足重視 3 会場を紹介します。
まわり足と伸び足は機質評価の両極。 どちらも速さですが、評価する区間と効くコースが対照的です。 両者を整理すると、選手の本番戦法の予測精度が大きく上がります。
| まわり足 (Turning) | 伸び足 (Top-end) | |
|---|---|---|
| 評価区間 | ターン中・ターン直後 | 直線最高速 |
| 主な計測指標 | 周回タイム・ターン姿勢の目視判定 | 展示タイム (150m 直線) |
| 主戦コース | 2 〜 4 コース (スロー・センター) | 3 〜 6 コース (ダッシュ勢) |
| 必要な戦法 | 差し・まくり差し | まくり・伸び勝負 |
| 会場相性 | 戸田・平和島・江戸川 (狭水面) | 桐生・蒲郡・唐津 (広水面) |
BOATCRAFT は 4 モデルブレンド (統計 / 機械学習 / 直近フォーム / 会場特性) で予想を構築しており、まわり足は周回タイムと展示タイムの差分、過去の差し決まり手率、会場特性などから推定し、差し戦法・狭水面会場のスコアに反映されます。
「機力つまみ」を上げる ─ 周回タイム速 × 展示タイム平凡の艇のスコアが上昇。まわり足型の差し候補が組み合わせ買いに登場しやすくなる。
「会場特性つまみ」と併用 ─ 戸田・平和島・江戸川などの狭水面会場では、まわり足の重みが自動で増す。広水面では下がる。
選手の差し決まり手率 ─ 差しを得意とする選手はまわり足を引き出す技量が高い。内部の選手特徴量で加点。
まわり足は機質の一面に過ぎません。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。