開催中の節 (通常 4 〜 6 日間) における、選手のレース毎の着順や得点率の推移。 モーター仕上がり・選手のコンディション・コースの慣れを総合反映するため、 当節での好不調を見るうえで最も鮮度の高い指標として扱われる。
節間成績とは、選手が当節 (現在開催中の 4 〜 6 日間の連戦) でこれまでに走ったレースの着順・スタートタイミング・得点の推移をまとめたもの。 出走表や公式サイトの選手データ欄では「初日 1234 / 2 日目 1135 / 3 日目 21」のように記録されており、節の進行とともに更新されていきます。
全国勝率・当地勝率といった通算指標が選手の長期的な地力を示すのに対し、節間成績は今日この瞬間の選手とモーターの仕上がりを反映します。 たとえば全国勝率は平凡な選手でも、今節モーターを引き当てて節間 1 着 2 回・2 着 1 回といった内容なら、その節では大いに注意すべき軸候補。 逆に、高勝率の A1 選手でも節間で着外が続いていれば、当節は信頼度を下げる判断材料になります。
節間成績は単なる「最近の着順並び」ではなく、複数の数値を組み合わせて評価される複合指標です。 代表的な構成要素を整理します。
節間成績と通算成績 (全国勝率・当地勝率など) は、見ている時間軸も意味合いも大きく異なります。 予想ではこの 2 つを互いに補完するように使うのがセオリーです。
| 節間成績 | 通算成績 (全国勝率等) | |
|---|---|---|
| 時間軸 | 当節 (4 〜 6 日間) のみ | 過去 6 ヶ月 〜 数年 |
| サンプル数 | 5 〜 12 走 | 100 走以上 |
| 主な意味 | 当日のモーター + 選手の仕上がり | 選手の地力・経験 |
| 変動性 | 毎日大きく変わる | 緩やかに変わる (期分け更新) |
| 予想での使い方 | 当節での信頼度補正・ローテーション分析 | 選手評価のベースライン |
節間成績を予想に活かすには、単に着順を眺めるだけでなく、3 つの観点でパターンを読む習慣をつけると効果的です。
第一に、上昇 / 下降のトレンド。 「初日 4 着 → 2 日目 3 着 → 3 日目 1 着」のような上昇は、モーターが日を追うごとに仕上がってきているサイン。 逆に「初日 1 着 → 3 着 → 5 着」のような下降は、整備の方向性が外れた可能性や、選手のコンディション低下を疑います。
第二に、同コースでの着順。 節間で 1 コース 2 回・1 着 1 回・2 着 1 回なら、当節の 1 コース適性は高いと判断できます。 他方、節間 1 コース 3 回・着外 2 回などは、その選手にとって今節の 1 コースは厳しい構造、と読めるサインです。
第三に、準優出の有無と得点率。 予選 3 日目終了時点での得点率が 5.50 〜 6.00 を超えていれば準優出に近く、その選手は順調と判断できます (節・会場により多少変動)。 逆に 4.50 を下回ると優出は厳しく、選手のモチベーションにも影響することがあります。
BOATCRAFT は節間成績を直近フォームモデルの主要特徴量として組み込み、当節の好不調を予想に反映しています。 生の着順並びだけでなく、トレンド・コース別・ST 安定度などに分解して取り扱う設計です。
節間トレンド係数 ─ 節内の着順時系列を線形回帰し、上昇傾向の選手を加点、下降傾向の選手を減点。日替わりで自動更新されます。
節間コース別評価 ─ 当節で同じコースを複数回走っている場合、そのコースでの平均着順を係数化。3 コースで節間平均 1.5 着なら、3 コース評価を強く上方修正します。
得点率連動 ─ 節間得点率と全国勝率の差分から「節での仕上がりギャップ」を算出。地力以上に走っている選手を上方、地力以下しか走れていない選手を下方に修正します。
ST ・F/L 検出 ─ 節間で F (フライング) を切った選手はスタート慎重化が予想されるため、攻め気評価を一時的に下げます。
節間成績は当節の好不調を読む最重要指標のひとつです。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。