Category — 気象・環境

波高Wave Height

競艇で水面の波の高さをcm 単位で示す数値。 5cm 超で水面が荒れ始め、10cm 超で安定板装着の検討対象となる。 風速と連動する指標で、機力差・腕差が顕在化する条件として予想の重要な切り口になる。

Definition

波高とは ─ cm 単位 で示す水面の凹凸。

波高 (はこう) とは、競艇場の水面に立つ波の高さを cm 単位で示す数値で、レース直前情報・電光掲示板・公式アプリにリアルタイムで表示される。気象庁の波浪定義と同様に、波の頂点と谷の高低差で測定される。

波高の発生要因は主に 3 つ。風による風波潮の干満による潮波、そして引き波 (前のレースの艇が起こした波が水面に残る現象) の重なり。海水・汽水会場では風波と潮波が両方発生するため、波高が高くなりやすい傾向がある。

レース予想の観点では、波高は艇の挙動の不安定さを示す指標。波が高いほどスタート時の艇の上下動が激しくなり、加速の伝達が悪化、1 マークでの旋回精度も下がる。結果として機力の良い艇 (出足の効くモーター) と腕のある選手 (A1 級・地元選手) が相対的に有利になる構造を生む。

Wave Bands

波高帯別 水面状況 早見表。

波高は cm の数値帯によって、水面の難易度と艇の挙動が段階的に変わります。 実データから抽出した4 つの代表帯と、それぞれの局面で起きる挙動を整理します。

By Venue

波高の影響が大きい 代表 3 会場

24 会場の中でも、潮の干満や立地により波高が高くなりやすい会場が存在します。 海水・汽水会場河川水面は波高変動が大きく、レース傾向への影響が顕著です。

Wave × Wind

波高 と 風速 の関係。

波高と風速は密接に連動する指標で、同時に上がるのが基本パターンです。 ただし会場の構造によっては「風弱いのに波高い」「風強いのに波低い」というイレギュラーも発生します。 両指標の組み合わせで読み解くべきです。

波高 (Wave Height) 風速 (Wind Speed)
単位 cm (センチメートル) m/s (メートル毎秒)
主な発生要因 風・潮の干満・引き波 気象 / 季節風 / 海陸風
連動性 風速が高いほど波高も上がる傾向 波高に先行して変動するのが基本
影響の出方 艇の上下動・挙動の安定性に作用 艇の前後方向の加減速に作用
装備への影響 10cm 超で安定板装着検討 5m/s 超で安定板装着の対象に
In BOATCRAFT

BOATCRAFT 予想モデルでの 扱い

BOATCRAFT は波高を連続値の気象特徴量として予想モデルに組み込み、風速とのペアで会場別の補正係数が学習されています。 アプリ側のつまみで、波高評価の重み付けを動的に調整できます。

「気象つまみ」を上げる ─ 波高 10cm 超のレースは荒れ水面として気象補正を最大化。江戸川・唐津・鳴門のような波高変動の大きい会場で有効。

「選手腕つまみ」を上げる ─ 波高が上がると腕差が顕在化する。A1 級・地元選手・荒水面での実績ある選手の評価を加点する運用が基本。

「機力つまみ」を出足重視に ─ 波高が高いと展示の直線スピードよりも、出足 (低速域からの立ち上がり) を見るべき。出足型モーターを引いた艇の評価を加点。

波高を読み解く、その先へ。

「波高」は気象要素のひとつに過ぎません。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。

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