競艇のレース直前情報に表示される、m/s (メートル毎秒) 単位の風の強さ。 1m/s 刻みでコース勝率が変動し、3m/s と 5m/s がレース傾向の大きな分岐点。 風向と組み合わせて読むことで、予想の解像度が大きく上がる気象指標の中核。
風速 (ふうそく) とは、空気が 1 秒間に進む距離を表す数値で、競艇ではm/s (メートル毎秒) の単位で示される。気象庁の風速計と同じ仕様の風速計が各競艇場の規定位置に設置されており、レース直前情報・本場の電光掲示・公式アプリにリアルタイムで反映される。
風速の計測は地上 6.5m の高さで行われるのが基本で、表示される値は前 10 分間の平均風速。実際の水面上の風はこれより弱まる、あるいは突風で強まることもあり、選手は計測値と肌感覚の両方を参考にスタートや展示の手応えを判断している。
レース予想の観点では、「風速の絶対値」と「風向」をセットで読むのが大原則。同じ 5m/s でも、向かい風 5m/s は 1 コース有利、追い風 5m/s は外艇有利、横風 5m/s は会場ごとの地形依存と、まったく異なる結論になる。風速だけで判断するのは危険な指標であることを最初に覚えておきたい。
風速は m/s の数値帯によって、レース展開への影響が段階的に変わります。 実データから抽出した4 つの代表帯と、それぞれの局面で起きる挙動を整理します。
24 会場の中でも、構造的に風速が高くなりやすい会場と、風速が変わるだけでレース傾向が大きく動く会場があります。 風速メーターをレース直前にチェックすべき会場を 3 つ紹介します。
風速の絶対値だけで予想するのではなく、風速 × 風向の組み合わせでコース有利不利が決まります。 代表的な 6 パターンの相互作用を表で整理します。
| 追い風 | 向かい風 | 横風 | |
|---|---|---|---|
| 2〜3m/s | 1 コース有利を維持 | 1 コース有利強化 | 会場依存 / 軽微 |
| 4〜5m/s | 外艇のまくり頻度 + | 本命決着が増える | 1 コース ターン乱れ + |
| 6m/s 以上 | 荒れ水面 / 高配当 | 強風出遅れ警戒 | 機力 + 腕差 両方が顕在 |
BOATCRAFT は風速を連続値の気象特徴量として予想モデルに組み込んでおり、1m/s 単位での補正が会場ごとに学習されています。 アプリ側のつまみで、風速評価の重み付けを動的に調整できます。
「気象つまみ」を上げる ─ 風速 5m/s 超のレースでは気象要因が支配的になるため、つまみを最大近くに振って気象補正を最大化する運用が基本。
「コース力つまみ」を風速別に切り替え ─ 風速 3m/s 以下なら 1 コース重視、3m/s 超なら下げる、5m/s 超なら最低まで下げる、という三段階の切り替えが汎用的に効く。
「選手腕つまみ」を強風時に上げる ─ 6m/s 以上の強風時は腕差が顕在化するため、A1 級・地元・荒れ水面実績ある選手の評価を加点する方向にチューニングしたい。
「風速」は気象要素のひとつに過ぎません。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、競艇予想の解像度を上げてみてください。