競艇で進入完了後、スタートライン上の艇の位置を内側から順に呼ぶ番号。 最内が 1 コース、最外が 6 コース。 コースが内側であるほど 1 マークまでの距離が短く、勝率は 1 コースが圧倒的に有利な構造になっている。
競艇におけるコースとは、進入が完了した直後のスタートライン上で、艇が内側から何番目にいるかを示す番号です。 内側から順に 1・2・3・4・5・6 コースと呼び、最も内側を走る艇を 1 コース艇、最も外側を 6 コース艇と表現します。 コースは「枠番」とは別の概念で、枠番は出走表上の指定 (1〜6 号艇) ですが、進入で枠なり (1 号艇 = 1 コース) にならないケースもしばしばあります。
コースは大きく 「スロー (1〜3 コース) 」と「ダッシュ (4〜6 コース) 」の 2 系統に分かれます。 スロー勢はスタートラインから近い位置で待機して進入するため、助走距離が短く、スピードに乗り切らないまま 1 マークへ向かうことになります。 逆にダッシュ勢は大時計の 0 秒に向けて長い助走を取れるため、スタートでトップスピードに乗せて 1 マークへ進入できます。 この助走距離の差が、コース別の決まり手 (逃げ / 差し / まくり / まくり差し) を大きく特徴づけています。
公式統計では全国平均で 1 コース勝率 約 55%、2 コース 約 15%、3 コース 約 12%、4 コース 約 10%、5 コース 約 6%、6 コース 約 3% という分布になります。 競艇の予想とは、この圧倒的に偏った勝率分布の中で、いつ「アウトコースの一発」が刺さるかを読む競技と言えます。
各コースには、構造上得意とする戦法と、求められる機力・腕が明確に存在します。 予想を立てる時は「このレースは何コースの戦法が刺さる水面か」を最初に判定するのが定石です。
コース別勝率は会場ごとに大きく異なります。 水面の広さ・スタート距離・風向き・潮流といった構造要因が、内有利・外有利の方向を決めるためです。 代表的な 3 会場を紹介します。
公開されている長期統計から、6 コースの平均的なプロファイルを並べた表です。 会場ごとに数値は前後しますが、全体構造を掴むには十分な目安になります。
| コース | 勝率 | 2 連対率 | 主な決まり手 |
|---|---|---|---|
| 1 コース | 約 55% | 約 72% | 逃げ |
| 2 コース | 約 15% | 約 43% | 差し / まくり |
| 3 コース | 約 12% | 約 36% | まくり / まくり差し |
| 4 コース | 約 10% | 約 30% | まくり |
| 5 コース | 約 6% | 約 21% | 差し / まくり差し |
| 6 コース | 約 3% | 約 13% | 一発 / 展開 |
BOATCRAFT は 4 モデルブレンド (統計 / 機械学習 / 直近フォーム / 会場特性) で 27 年分の実データを学習しており、 コース別の勝率分布は会場特性モデルが最も重く担当しています。
「コース力つまみ」 ─ 内コース有利の補正度合いをユーザー側で動的に調整可能。 大村・徳山のようなイン天国では強めに、戸田・桐生のような外有利会場では弱めに振る運用が基本です。
会場プリセット ─ 全 24 会場それぞれにコース勝率の基準分布を内蔵し、レース選択と同時に自動で重み付けが切り替わる。
進入予想連動 ─ 出走表の枠なり進入確率が低いレースでは、進入予想結果に基づいて「実コース」を再評価して予想を組み立て直します。
競艇予想は、コース別勝率という土台の上に、機力・選手・水面の上振れ条件を重ねていく作業。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、解像度を一段上げてみてください。